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スポーツ 2007年12月13日 15時00分
巨人・阪神が繰り広げるバリー・ボンズ争奪戦
バリー・ボンズ(前SFジャイアンツ)を獲れ。筋肉増強剤使用の疑いで法廷に引っ張り出されている大リーグの本塁打王獲得に日本の球団が動いた、との情報が流れた。その球団とは巨人、阪神というのである。なりふり構わないバトルを追うと…。 「勝つためなら手段は選ばず、というわけですな」とは大物評論家。 「巨人はペナントレースで5年ぶりに優勝したものの、日本シリーズには出場できず。これは日本一になって初めて巨人と言われるが、そのメンツを見事に潰された。阪神も同じように優勝しなければ意味がない、と真剣に考えているので、チームの立て直しに焦りまくっていますね」とも。 バリー・ボンズといえば、シーズン73本塁打、通算762本塁打の大リーグ記録を持つスーパースター。ところが今は“疑惑の男”となり、全米の注目を集めている。 「ステロイド(筋肉増強剤)の使用で本塁打記録を次々と塗り替えた、と疑われているんです。本人は当初、使用を否定し、法廷で無実を訴えた。ところが元愛人やら仲間の裏切りで偽証がバレた。これから本格的な裁判になるのだが、本人は無実を勝ち取れると思っているし、来年もプレーを続けたいと宣言していますよ」(米在住ジャーナリスト) 関係者の話を総合すると、おとがめなし、の公算が大きいという。つまり現役続行の可能性が高くなるという見通し。 ところがこのボンズを獲得する球団が大リーグにはないだろう、という見方が強い。「獲得したら球団のイメージが悪くなるのは目に見えている。それは観客動員に響く。そんなリスクを負ってまで獲らない」と大リーグ通。ボンズが在籍していたジャイアンツは「契約は更新しない」と明言している。 そこで巨人と阪神が名乗り出た、というのである。「ボンズを獲得すれば強力な助っ人になるのは間違いない。恐らくホームラン50本は打つ。優勝確率90%以上だろう」と評論家。 デメリットは2つ。まずイメージ。「日本のファンはバッティングを見ればダーティーなイメージなんてすぐ忘れてしまう。ボクシングの亀田家、大相撲の朝青龍問題を見れば分かるでしょう」(スポーツライター) 第2がギャラ。今季年俸は1550万ドル(約17億円)。「これも問題ない。ボンズは日本でしか野球を続けることができない状況に置かれるから契約は安くなる。年俸は日本円で5億円でも可能だ。巨人も阪神も“裕福な球団”だから3年契約ぐらい簡単に獲得できる」(球団幹部) 2007年の両球団の観客動員は阪神が314万人、巨人が291万人とセ、パ合わせてもダントツの1、2位。だからこのオフ、FAの大物を札束にものを言わせ獲得している。 「ボンズ効果は想像がつかないほど大きいでしょう。マスコミが連日報道するのは目に見えていますし、春のキャンプは大フィーバー間違いないでしょう。シーズンに入っても球場は満員になる可能性は十分。年俸5億円なんてオープン戦で回収できますよ。総額で300億円ほどの経済効果になるのは間違いないでしょう」とは大手広告代理店関係者。 さらに「低迷気味の日本野球界が活気づくだろう。来年は星野ジャパンしか話題がなく、それも夏だけ。ボンズ来日は日本球界を救うことになる」(評論家)との声もある。 せっかくいい気分になっている星野ジャパンに冷や水を浴びせるような話だが、真のプロ野球ファンはボンズの方を見たいはず。「巨人も阪神もそれが分かっている」(球団幹部)し、実現の可能性は次第に大きくなりそうだ。
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スポーツ 2007年12月13日 15時00分
緊急会議カウント2.99 2007年アノ騒動をぶった斬り「マット事件簿10選」
数々の出来事が起こった2007年のプロレス格闘技界。ヌルヌル騒動に始まり、PRIDE解散や移籍問題など。そこで、今年のリング内外を騒がせた事件について「緊急会議カウント2.99」(不定期掲載)で精査。ナイガイ選定による「2007年マット事件簿10選」を決めた。 ◇ ◇ ◇ デスク→元ヤンの敏腕デスク。アフター5は部下と不倫疑惑が浮上中。 A→内外が誇るメガネのエリート記者。仕事はできるがオナニー三昧。 B→毒舌全開のノーフィアー記者。知ったかぶりがタマにキズ。 C→女装が趣味の新宿2丁目出身記者。今日もセーラー服でご出勤。 ◇ ◇ ◇ デスク プロレスや格闘技では今年もいろんなことがあったが、オマエらが印象に残っている事件ってなんだ? A やはり一連のPRIDE買収劇ではないでしょうか。3月にUFCとの提携を会見してから、それ以降は事実上の休眠状態。何も動きがないまま10月には事務所閉鎖のスピード解散でしたから、総合格闘技界にとって大きな出来事だったと思います。 B っつうか、実際のところ、UFCがハゲタカファンドばりにPRIDEを食い物にしただけだろ。はじめからヤツらは使えるPRIDEファイターだけをぶっこ抜いて、PRIDEや会社を続ける気なんてなかったってことだ。 C ただ、アレでその後のPRIDEはスッキリしたんじゃないかしら。昔のスタッフさんによって大みそか「やれんのか!大晦日!2007」の開催を発表したり、最近話題になってる格闘技界の大連立につながっていくわけだから、確かに大きな事件だったわよね。でもやっぱりアタシ的にインパクトが残ってるのは秋山サンのヌルヌルよ。 デスク 確かに今年1年通じて紙面的にも秋山の騒動絡みの記事は多かったからな。 A 年明け一発目のビックニュースでしたね。1月の謝罪会見から夏には謝罪文をマスコミに公開。事の大きさを物語るように、復帰まで1年弱もかかりました。 B “ヌルヌル騒動”のみそぎも済んだ秋山より、オレ的にはサップがオランダでやったみそぎマッチの無気力疑惑だな。サップに攻撃したアーツが「何で倒れてんの!?」って不思議な顔してたのが忘れられないよ。 C 逆にK-1では天田ヒロミが暴行で逮捕されちゃったわよね。ちょっと気合が入りすぎちゃったのかしら。先制パンチをかましちゃったらしいわ。闘争心はサップより確実に上。もちろんやったことは言語道断と思うけどね。 デスク プロレスでは安田忠夫の自殺未遂やクリス・ベノワの無理心中といった生死にからむ暗いニュースもあった。 C レスラーってキツイお仕事だから追い込まれる人が多いんだわ。その一方で、大阪で失神して脳しんとうでぶっ倒れちゃった大谷さんは助かって良かったわよね。 デスク あといきなり所属団体をブッチした輩(やから)もいたな。 A 無我ワールド・プロレスリングから全日本プロレスに電撃移籍した西村修選手ですね。無我には無断だったのが火種となりました。加えて無我のトップである藤波辰爾がかわいがっていた新人を引き連れてのことでしたから、話がややこしくなってしまいました。 B あの後は反乱分子とみなされた後藤達俊のオヤジも無我から追放されちまったし、結構波紋はあったな。ただ、3人選手が離脱してもいまのところ無我が潰れるってことはなさそうだな。 A 潰れるといえば、今年も女子プロには厳しい風が吹きました。夏には格闘美が解散してしまいました。 B プロレス界ではマスコミも一社倒れちまったな。あの老舗週刊誌のゴングが休刊しちゃうってんだから、この業界は依然厳しいってわけだ。 デスク ウチも潰れないよう、皆で頑張ろう!
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スポーツ 2007年12月13日 15時00分
Dynamite!! 「K-1甲子園U-18日本一決定トーナメント」で2世戦争がぼっ発!
大みそか「Dynamite!!」(京セラドーム大阪)の「K-1甲子園U-18日本一決定トーナメント」に参戦する雄大が12日、埼玉県内の治政館で公開練習。見守っていた憧れの存在、武田幸三もその才能を高く評価。HIROYA狩りを依頼したことで、2世戦争がぼっ発しそうだ。 大みそかのKのリングがプロデビューとなる雄大は「どちらが上がってきても全力で戦って勝つだけですね。KOで倒せるよう頑張ります」と堂々と言い放ち、大器の片りんを見せた。 見守っていた武田も「パンチ、蹴り、バランス、パワー、スタミナ全部がすごくいい」と大絶賛。さらに“リトル超合金”と異名を取る雄大に「HIROYA選手が魔裟斗選手の後継者なら、僕は魔裟斗選手に負けてるから敵討ちをしてもらいたい」と仇討ちを依頼した。 すでに逆のブロックでは藤鬥嘩裟とHIROYAが“魔裟斗2世襲名戦争”を開戦中。決勝では魔裟斗VS武田の2代目戦争が実現するか。
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スポーツ 2007年12月13日 15時00分
DEEP 渡辺久江VSストーカー市川の異色対決が浮上した
12日の「DEEP33IMPACT」(後楽園ホール)に出場した“格闘ジャンヌダルク”渡辺久江がストーカー市川の挑戦をまさかの受諾。さらに、佐伯繁代表も前向きな態度を示唆したことで異色対決が浮上した。 この日、ゲンカーム・ルークチャオポーカムと対戦した渡辺は、蹴りキャッチすると、グラウンドに引きずり込み腕十字でギブアップを奪って勝利した。 試合後、渡辺の会見中に、先に試合を終えていたスト市が乱入し「お前女だと思って手加減しねえからな。KOしてやるから覚悟しとけよ」と挑発。すると渡辺も「どっか息抜きでやってもいいし、これから裏メーンでやってもいいよ」と呼応した。 この話を聞いた佐伯代表は「前からそういう話もあるんで、ゆくゆくは久江ちゃんをドラゴンゲートの大会に出したい」とトンデモプランをぶち上げた。さらには「彼が総合の練習をきちんと積むなら面白いかな」と前向きに語った。 渡辺VSスト市の異色マッチが実現に向けて動き出した。
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芸能 2007年12月13日 15時00分
ガッキーもびっくり! 大ヒットケータイ小説「恋空」にパクリ疑惑
新垣結衣(19)主演の大ヒット中の映画「恋空」の原作であるケータイ小説「恋空」にパクリ疑惑があるという。映画化の過程の中で明らかになったそうなのだが…。 「恋空」のパクリを疑惑を報じているのは、きょう発売の「週刊文春」。同誌によると、そもそも「恋空」の作者である美嘉という女性が実在するかどうかも疑う人がいるそうだ。 ケータイ小説「恋空」は昨年10月にスターツ出版から発売され、今年の書籍売り上げランキングの単行本・文芸部門(トーハン)で第1位。05年12月に、携帯電話の無料ホームページ作成サイト「魔法のiランド」の小説コーナーで掲載が開始され、延べ読者数が1200万人で、書籍化する前から絶大な人気があったという。 さて、「恋空」のパクリ疑惑だが、単行本発売直後に浮上。なんでも昨年7月にKKベストセラーズから発売された井上香織氏の「さよならの向こう側」という小説にストーリーが酷似しているそうだ。 以下、同誌が指摘している類似点を抜粋すると、●主人公がレイプもしくはレイプ未遂の被害を受けており、恋人とのセックスの際にその記憶がフラッシュバックする。●主人公と恋人が知り合った時期に「放課後の高校図書館」が登場する。●主人公と恋人だけの特別な存在を供養するための「思い出の場所」がある。●主人公が死んだ恋人を思う場面で、二羽の生き物が飛んでいるシーンがある。(「さよならの向こう側」は蝶、「恋空」は鳥)など。ほかにも類似点が数多く指摘されており、要は全体のプロットがほとんど同じなのだ。 このパクリ疑惑はフジテレビが「恋空」の映画化をスターツ出版に打診したのと同時期に、「さよならの向こう側」の映像企画がフジに持ち込まれ、担当プロデューサーが話の類似に気づいたのがきっかけ。「さよならの向こう側」側がスターツ出版、「魔法のiランド」に抗議したが、最終的にTBSが「恋空」を映画化することに決まった際、このトラブルも解決していたという。その背景には有力芸能事務所の仲裁があったようで、パクリ疑惑は結局うやむやに終わっている。 最近、やたらとはやっているケータイ小説だが、同誌で出版関係者が言うには「内容はレイプ、難病ものばかり。投稿サイトだけならまだいいが、出版する場合は、出版社が事前に入念なチェックをする必要がある」。 そもそも小説「恋空」は作者・美嘉の実話というのが売りだったはず。それがこんなに話が似ているというのは、なんとも不思議な話ではある。
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芸能 2007年12月13日 15時00分
エンクミ「まだ愛までいっていないのかな」
女優・遠藤久美子(29)が12日、都内で主演するフジテレビ系昼の連続ドラマ「安宅家の人々」(月〜金、午後1時30分)の制作発表に出席した。 知的障害者の男性と結婚し、「無償の愛」を貫くために苦しむ女性を演じる。 共演の小田茜(29)とは同じ年齢で、ともに恋愛について「デビュー以来、仕事優先で来た」と話し、さらに「無償の愛」については「まだ自分は愛までいってないのかな」(遠藤)「結局、愛したことがないんだと思った」(小田)と、ドライな返答だった。(写真=ドラマ「安宅家の人々」の制作発表に出席した遠藤久美子(右)と小田茜)
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その他 2007年12月13日 15時00分
キャンペーンガールがナイガイ来訪 四日市競輪通年ナイター開催をPR
四日市競輪は「冬期も」ナイター開催です。 本年度から通年でのナイター開催を実施することになった四日市競輪。このPRのため、関係者とキャンペーンガール(末吉えみさん)=写真=が12日、東京・中央区の本社を訪れた。 これまで冬期ナイターを開催していたのはドーム型の小倉競輪だけだったが、四日市競輪が今回、冬期開催に踏み切ったことで、競輪界の活性化や新たな競輪ファンの拡大が期待される。 四日市市けいりん事業課の岡本光晃主幹は「選手会ほか、関係各位のご協力のもと通年でナイター開催ができることを嬉しく思います。場外発売やCS放送、インターネットライブ中継など、関東のファンの皆様にも十分に楽しんでいただけます。また、素敵なイルミネーションが充実した、雰囲気も最高のきらめく本場へもぜひお越しください」と抱負を語った。 なお、年内のナイター開催は17〜19日の「スポーツニッポン杯」、21〜23日の「中日スポーツ賞」が開催される。
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レジャー 2007年12月13日 15時00分
阪神C 7Fのスペシャリスト・エイシンドーバーが反撃態勢
主役を食う!「第2回阪神C」(JpnII 阪神芝1400m 16日)の追い切りが13日に行われ、伏兵エイシンドーバーが文句なしの仕上がりを示した。久々のマイルCSは7着に終わったが、こと1400mは京王杯SCレコードVをはじめ、阪神でも今春に阪急杯を制している。文字通り、7Fの申し子が叩き2戦目で本領発揮だ。 すべての条件が好転している。京王杯SCを制した1400mで、エイシンドーバーが仕切り直しの一戦に臨む。 前走のマイルCSは7着。力負けというより悪い条件が重なった。「スタート直後に他馬と接触してひるんでしまった。それで位置取りが悪くなったのがすべてですね」と湯浅助手は振り返った。「並んだら強いんだけど、そういう競馬をさせてもらえずに終わってしまった」と悔しそうだ。 もうひとつは安田記念から5カ月半ぶり、ぶっつけでのレースだったこと。本来、鉄砲駆けするタイプとはいえ、並み居る強豪がそろったGIレースではさすがに厳しかった。 前走後はここ目標にしっかり乗り込まれ、「ひと叩きした上積みは確実にある」とうなずいた。カイバ食いに若干、不安のあるタイプで東京、中山などへの長距離輸送には不安を残すほど。それだけに「夏場に比べて冬場は食欲が安定して馬体重を気にせず調整できる」というメリットもある。 距離短縮も大きなプラス材料だ。芝の1400mは<3100>とパーフェクト。マイルでは少し甘くなるが、この距離なら最後までしぶとさを発揮できる。 「阪神千四なら並んで強いこの馬の競馬ができるはず。巻き返しは十分期待できるでしょう」と話していた。 【最終追いVTR】1000万のグランプリペガサスを1馬身後方から追走して前半で早々と追いついた。中間地点で2馬身前へ出ると、そのままの勢いで最後は5馬身差突き放した。追ってからの反応も抜群で調子は文句なしだ。
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レジャー 2007年12月13日 15時00分
阪神C(JpnII 阪神芝1400m 16日) スーパーホーネットが熱発で回避
阪神Cに出走を予定していたスーパーホーネット(牡4歳、栗東・矢作厩舎)は13日、熱発のため、同レースを断念することになった。 同馬は今季2連勝でスワンSを快勝し、GI・マイルCSでも2着に好走。阪神Cでも有力視されていた。今後については未定。
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レジャー 2007年12月13日 15時00分
フェアリーS(JpnIII 中山芝1200m 16日) 実績最右翼エフティマイア陣営を本紙・橋本記者が直撃
−−秋2戦は(13)(17)着と惨敗続きで、無傷の3連勝で新潟2歳Sを勝ったころの勢いがありません。敗因はどこにありますか。 高橋助手「結果論になるけど、京王杯2歳Sを使ったのは余計だったかも。道悪馬場も響いて、まったく競馬をしていない」 −−続く阪神JFは、京王杯2歳Sの影響があったということですか? 高橋助手「結果的に、中間に馬をかわいがりすぎたと思う。乗り役(蛯名騎手)は新潟2歳Sをイメージして、3角から勝ちに行ったけど、直線に向いたときにはもう余力がなかった。伸びないと分かったから、最後は無理していなかった」 −−12日の追い切りは北Cコースで5F66秒4→51秒3→37秒8→12秒4。強めに追って外エフティイカロスと併入しましたが、その感想をお願いします。 高橋助手「前走を教訓にして、ハードにやった。終いの反応は少し物足りなかったけど、これで気合いも乗ってくるでしょう」 小松厩務員「新潟2歳Sを勝って以降の一番時計。前走は目いっぱい走っていないから馬は痛んでいない。だから、中1週でも使える。良馬場条件だが、チャンスは十分あると思っている」 −−千二についての感想は? 高橋助手「惨敗続きなので半信半疑というのが、正直な今の気持ち。ただ、新馬戦で現実に勝っているし、対応はできると思う」 小松厩務員「千二はむしろ合っている。ペースが速くなるから、好位でスムーズに流れに乗れるはず」 −−最後に意気込みをお願いします。 高橋助手「これからまだまだ強くなる馬。伸びしろもあるし、新潟2歳王者がダテではないことを証明したいですね」