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レジャー 2007年12月05日 15時00分
遠い記憶 根岸競馬場の歴史(1)
港の見える丘や、外人墓地で知られる横浜・山手から南の方向に連なる根岸の丘に、横浜市の中心部では最大級の森林公園が広がる。総面積14万2000平方メートル。併設されている馬の博物館の入口にはシンザンの像が飾られ、その下には「5冠馬シンザン」と記されている。 根岸競馬場こと横濱競馬場(正式名称)がこの地につくられ、最初の競馬が行われたのは、1867年1月11日(慶応2年12月6日=旧暦)である。横浜外国人居留地の英国人を中心とした、横浜レースクラブによって開催され、その後、日本人も徐々に加わり、主催団体の変化も経ながら、太平洋戦争下の1942(昭和17)年10月18日の最後の開催まで、江戸、明治、大正、昭和の76年間、ほぼ毎年、春秋2回の競馬が続けられた。 太平洋戦争開戦時には、競馬場付属の建物に、神奈川県警部による「敵国人拘留所」が設けられ、英米など外国人が、一時拘留されていた。その後、競馬場の土地・施設は、当時の海軍に徴用され、機密文書の印刷所として使われた。 1945(昭和20年)の敗戦後は、印刷所も含め、米軍に接収され、現在の森林公園となっている園地は、一面に芝生が張られ、戦前のゴルフ場が米軍用として復活した。米軍用の一部施設を除いて、旧競馬場の大半が接収解除、返還されたのが1969(昭和44)年。その後、国(大蔵省)、横浜市、日本中央競馬会の話し合いを経て1977(昭和52)年10月に、森林公園、競馬記念公苑がオープンし、現在に至っている。 ※参考文献…根岸の森の物語(抜粋)/日本レースクラブ五十年史/日本の競馬
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ミステリー 2007年12月04日 15時00分
「北区上空のUFOは恐ろしい」を検証
NMR編集部には現在までに多くのUFO目撃情報が寄せられてきた。しかし、その多くは情報の精度に疑問を持たざるを得ない真偽のあいまいなものがほとんどだ。だが、信ぴょう性の低そうな情報のいくつかにある共通点があることに気づいた。それは「北区上空のUFOは恐ろしい」。不思議な符合を見せる一節。今回のNMRでは「北区のUFO」の謎について迫ってみた。 電波系…その呼称が正しいかどうか、その判別をつけるのは難しい。ただ、われわれ編集部に「私は宇宙からの電波を拾える」「今日**にUFOがやってくる」「わたしは**星雲の使者だ」などにわかには信じ難い内容を便箋数枚にびっしりと書き連ねて送られてくることが少なからずある。編集部の方針としてすべてに目を通し、UFO確認のわずかな可能性があれば実際に情報提供者に確認の取材を試みるのだがその成果は決してわれわれの望むものではないことの方が多い。しかし、そのような取材を繰り返すうちに支離滅裂な情報数件からある事柄だけが不思議と符合して事実にわれわれは気がついた。彼らのUFO目撃情報、または接近情報は日本全国にまたがるのだがなぜか「東京都北区」上空に現れるUFOだけは地球人に対し好戦的でかつ非常に凶暴だという。彼らの話はなぜ北区でのみ一致を見せるのだろうか?われわれはUFO研究家のA氏に話を聞いてみた。 「私の元にも電波系と呼ばれる人の支離滅裂な投書は沢山送られてきます。ただ、彼らの話していることの真偽は別にしてこちらとしても全く無視することはできません。彼らが通常の人々とは違う感性で何かを感じていることは否定できないでしょう。今回の『北区上空のUFO』という話が一致を見せたという話は非常に興味深い話ですね」 A氏は穏やかに頷きわれわれや電波系と呼ばれる人々の情報を否定することなく話を始めた。 「北区は明治通り、環状7号、中山道など大きな幹線道路が交わり、多くの鉄道・地下鉄が入り組む交通の要所です。また、荒川をはじめ多くの河川が流れ23区の中でもちょっと変わった土地と言えるでしょう。さらに、北区王子には造幣局があり紙幣を印刷しています。このような条件が入り乱れ彼らの中である種のUFO像が形成されると考えることは不思議ではありません」 A氏のいう「ちょっと変わった土地」とは風水学的に分析をすると気の通り道にあたり、街全体の形成が風水学的に非常に合理的にできているということだ。 ただ、それはあくまで風水学的な話であり「北区上空UFO」とは結びつかないと考えるのは性急であろうか? 「ええ、確かにすなわちそれがUFOと結びつけるのは強引でしょう。しかし、UFOの目撃証言を辿るとある一つの法則が生まれてくるのです。それは空にも道があるということ。そのような意味では北区上空は様々な航路の過密地帯と言えますし、また自衛隊やその他もろもろの通信電波も入り乱れています。確かにUFOといえど緊張を必要とする可能性がなくもありません。ただ、現実的に北区上空で目撃されたUFO目撃情報でトップクラスにあたる機密情報は今のところないのが現実です。すぐに何かが起こる可能性は少ないのではないでしょうか」と、A氏は不思議な一致を見せた「北区上空のUFOは恐ろしい」という情報をやんわりと否定した。 しかし、北区が実際の交通の要所であり、さらに北区上空は過密地帯であり、風水学的にも重要なポイントであることは確か。ここに何かが起きるても不思議でないことは認めている。 電波系と呼ばれる人々の支離滅裂な情報。彼らの情報がそれらを予見したものかどうか今のところ不明であるが、ここで見せた不思議な一致について無視することはできないようだ。(写真=風水学的には気の通り道にあたる北区。その上空に現れたUFOはこんな感じだろうか(写真は合成))
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スポーツ 2007年12月04日 15時00分
ノア 小橋建太の次戦に1・20後楽園ホール大会が浮上
2日のプロレスリング・ノア日本武道館大会で完全復活を遂げた小橋建太が3日、横浜市内の横浜市立大付属病院で会見。主治医の中井川昇准教授とともに検査結果を発表した。結果は良好で中井川医師は条件付きながらも小橋がプロレスラーとしてリングに上がり続けることに太鼓判。これを受けた小橋は年明けの次期シリーズに参戦を表明。明言こそ避けたが、1・20後楽園ホール大会での復帰2戦目が浮上してきた。 復活を遂げた小橋が本格参戦に動き出す。 この日、横浜市内の病院を検査のため訪れた小橋は「検査結果は良好。今の状態を続けていく分には問題はないと(主治医に)お墨付きをいただきました」と明るい表情で報告した。担当医の中井川医師も「特に大きな影響はない。今のペースであれば問題はない」と思った以上に試合による腎機能への影響が少なかったことを明かした。 とはいえ、もちろん条件付きではある。「トレーニングをよりハードなものにしていったり、試合を重ねることで疲労が蓄積して悪化する可能性はある」と中井川医師は警鐘を鳴らした。練習の内容、食事制限などは今後も細心の注意を配るように促していた。 復帰戦を迎えるに当たり小橋は「これがゴールじゃない」と言い続けてきた。一夜明けてもやはり思いは変わらない。「復帰戦が決まった時点で12・2が目標ではなくなった。今後はさらなる飛躍を目指す」とあらためて力強く語ってみせた。 気になるのは次戦を含めた今後。差し当たって練習内容、試合間隔も現状維持を要求されているだけに、現時点ではシリーズに帯同して連戦を重ねるというのは難しく、スポット参戦という形が濃厚のようだ。 現段階で最も可能性が高いのは来年3月に予定されている日本武道館大会への参戦。しかし、小橋は「オレとしてはその前に、と考えているよ」と早期の再登場を予告。来年1月のノア次期シリーズの参戦を匂わせた。 さらに小橋は「次は1月20日の後楽園ホール大会?そうかもしれないね。まだ昨日の今日だから分からないけどね」と明言こそ避けたが、1・20後楽園ホール大会を復帰2戦目の候補としてとらえている様子。 復帰後、早くも次なる戦いに向けて走り始めた小橋との“再会”は思いのほか早く訪れそうだ。
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スポーツ 2007年12月04日 15時00分
K-1 桜庭和志が阪神の下柳剛投手とともに、立川隆史に必殺ボディーブローを伝授
「K-1ワールドGP決勝戦」(8日、横浜アリーナ)のオープニングファイトに出場するプロ野球元ロッテの立川隆史に強力援軍が現れた。3日に桜庭和志が新設した都内の道場で阪神の下柳剛投手とともに、立川にサク流必殺ボディーブローを伝授した。 この日、立川の阪神時代の先輩で桜庭とも飲み友達という下柳の呼びかけにより行われた合同練習。桜庭は東京都品川区の道場「桜畑」(仮称)で、8日の「K-1ワールドGP決勝戦」でキム・キミン(韓国)とのデビュー2戦目に臨む立川の練習相手を務めた。 練習では2分2Rのミット打ち。ドテッ腹に渾身のボディーブローを打ちまれ「ちょっとムリ」と悶絶する一幕もあった。スパーリングで立川の強烈ボディーブローを食らった桜庭は「能力はすごいものをもってる」と太鼓判。「アレンジして自分のものにしていければいい」とエールを送っていた。
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スポーツ 2007年12月04日 15時00分
スマックガール しなし“新妻フラッシュ”で結婚後初勝利狙う
スマックガール7周年記念大会(26日、後楽園ホール)のカード発表が3日、フジテレビ本社で行われた。アン(タイ)との対戦が決定したしなしさとこは、新技「新妻フラッシュ(仮名)」で愛する夫のために初勝利を送ることを宣言した。 結婚後初の試合となるしなしは「寝技、打撃両方できる手ごわい相手。」と警戒を強めながらも「愛の力で勝ちます」と力強く語った。 全ては支えてくれている夫への恩返しのため。「体調を気にかけてくれたり、プライベートでは格闘技の話はしません。いつも支えてくれてるので、勝利をプレゼントしたいです」とのろけを交えながら新婚生活の一部を明かす。さらに「新婚なので新しい技で錦を飾りたい」と不敵な笑みを浮かべ新技の存在を明かす。しなしによれば、「新妻フラッシュ」は“寝技”で、夜な夜な夫とともに開発中だという。 勝利を誓ったしなしは「新妻フラッシュ」で一本勝ちし、愛する夫への愛を証明できるか。
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芸能 2007年12月04日 15時00分
公式サイト突然閉鎖 押尾学に何があった!?
先日、妻で女優の矢田亜希子が第一子の長男を出産したロックバンド・LIVを率いる押尾学だが、先月末に突然、公式サイトを閉鎖したことが分かった。矢田の女優復帰まではまだしばらく時間がかかりそうなだけに、一家の大黒柱の押尾は今後どうやって稼いでいくのか? 「矢田ちゃんの出産についてコメントを期待していたのに、先月末に突然、サイトが閉鎖されていた。9月にファンクラブの年会費4200円を払ったけど、どうすればいいのか」(LIVファンの女性) 押尾は05年末に大手プロから独立。その後、公式サイトを開設し、そこで活動状況を報告。「押尾がメッセージを書き込むと、たちまちファンのコメント書き込みが殺到。けっこう人気があった」(同)という。 たしかに、公式サイトにアクセスしてみても、全くつながらない。今年に入ってから開設したブログは残っているものの、書き込みは10月30日で止まっている。 「昨年11月に矢田と結婚した時も、矢田が妊娠した時もファンにはしっかり公式サイトで発表。妊娠の際は、ブログに結婚後、初の2ショット写真を掲載したのに、今回は少し様子がおかしい」(ワイドショー関係者) 押尾のブログによると、最近は日本とロスを往復することが多かった。「矢田の出産には日本でしっかり立ち会った」(同)というが、相変わらず、本業はパっとしないようだ。 「今年はインディーズでシングル2枚、アルバム1枚を発売。インディーズチャートではそこそこ売れましたが、どうやって日本とロスをあんなに頻繁に往来できるのかが不思議。蓄えを切り崩しているのか、スポンサーがいるのか」(音楽関係者) 一時期は、「大手プロへの移籍話も進行したが、流れた様子」(同)という。 「矢田の所属事務所は芸能界の実力者の息がかかった大手プロの系列。そこの看板女優だった矢田が稼働できなくなったことで、逆鱗に触れ、『アイツは使うな』とテレビ各局などにお達しが出ているそうです」(同) そこで、以前からうわさが流れている格闘家転向説も現実味を帯びてくるが、今年4月に俳優の清水健太郎から一部メディアを通して格闘技対決を申し込まれた際には、「観るのは好きだが、出る根性はねぇ(笑)」とブログでコメントした。 「海外で何かすると言っても、全く無名。とはいえ、国内では、マスコミが扱い易いこともあって、簡単に忘れられることはないでしょう。話題になるうちが華なので、早めに何か大きな仕掛けをしないと」(芸能プロ関係者) 押尾の今後の動向が注目される。
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芸能 2007年12月04日 15時00分
YSミス乙女学院グランプリ・鎌田奈津美 8日にDVD発売記念イベント
「YSミス乙女学院 '07」グランプリに輝いた鎌田奈津美がファーストDVD「日本一の乙女!なっちゃん」(リバプール)を先日、リリース。 注目アイドルの初DVDだけに元気いっぱいの姿が新鮮だ。 12月8日(土)、東京・秋葉原のソフマップアミューズメント館で16時より、DVD発売記念イベントを開催する。(写真=かまた・なつみ 1988年8月19日生まれ。兵庫県出身。A型。T153B82W59H85。趣味・特技=カラオケ、歌のものまね)
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トレンド 2007年12月04日 15時00分
JR両国駅前の横綱像めぐり
「忠臣蔵」好きの日本人は「大相撲」も大好き。赤穂浪士と両国のかかわりは知らなくても、ほとんどの人が国技館や相撲部屋、ちゃんこ店のある“相撲の街”と認識しているはずだ。横綱朝青龍騒動や時津風部屋リンチ死事件などスキャンダル続きの角界だが、歴代横綱の偉大さに触れて国技の重みをかみしめたい。 JR両国駅を国技館に近い西口で下車。改札を抜けて右手に進めば国技館はもう目の前だ。左手の大通り(通称・国技館通り)沿いには、歴代横綱の手形を埋め込んだ力士像が距離を置いて9つ並んでいる=写真。いずれの像も横綱の土俵入りを再現しており、設置場所によってポーズは異なる。 墨田区の公式HPによると、この横綱手形モニュメントは「歴史と文化の散歩道」環境整備事業の一環として、日本相撲協会の協力を得て設置したもの。両国の個性を生かした道づくりで、地域活性化に役立てる狙いという。 モニュメントには、ホームベース型の土台4面の上下段計8枠に、しこ名と横綱在位期間を併記した手形を埋め込んでいる。駅に最も近い像の土台には、貴乃花(横綱在位平成8〜15年)、曙(同平成5〜13年)、三代若乃花(同平成10〜12年)、北勝海(同昭和62〜平成4年)、武蔵丸(同平成11〜15年)の5横綱の手形がある。 おやっ、お兄ちゃんの三代若乃花は左手の手形なのに弟・貴乃花は右手だぞ…などと小さな発見もあった。空いている3枠には引退した順に朝青龍、白鵬の手形が入る。手の大きな人も小さな人も、歴代横綱と大きさ比べの散歩をして、少し腹を減らしてちゃんこ店に行くといいかも。
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その他 2007年12月04日 15時00分
福岡競艇SG第22回賞金王決定戦 キャンペーンガールがナイガイ来訪
日本一をみよ…。12月19日から24日まで福岡競艇場で開催される「SG第22回賞金王決定戦」の関係者とキャンペーンガール(Akikoさん(左)Mamiさん)がPRのため3日、東京・中央区の本社を訪れた。 福岡市経済振興局の内田敏夫事業部長は「住之江競艇場以西では初めての賞金王決定戦開催となります。それだけにプレッシャーも大変なものです。しかし年末の絞めとして何とか今回の賞金王を成功させたいと思っております。皆様のご協力よろしくお願いします。私たちも何とか本場を盛り上げ、売上目標の210億円を達成したい」と熱く語った。 今開催は世界的イラストレーターのゴダール氏をポスターに起用するなどPRにも意欲的だ。 またファンサービスも充実。安岐真人、野中和夫、植木通彦など歴代の賞金王6人によるトークショーや地元出身芸人の博多華丸・大吉爆笑ライブも行われることになっている。 なお、全国の競艇場、専用場外(ボートポアなど)で場外発売される。
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レジャー 2007年12月04日 15時00分
朝日杯FS 父子制覇へ西の大物サブジェクトが燃える
怪物級の超大物不在で混戦模様の「第59回朝日杯FS」(JpnI 中山芝1600m 9日)。厩舎の先輩ディープインパクトの背中を追って、サブジェクトが頂点を目指す。鮮烈な印象を残した新馬戦の勝ちっぷり以来、不完全燃焼が続くものの、夏の北海道ではナンバーワンの評価を受けていた逸材。来春のクラシックへ、今度こそ力を出し切る。 ディープインパクトやメジロマックイーンといった数々の超一流馬を育ててきた池江郎厩舎が、大きな期待をかけているのがサブジェクトだ。 前走の萩Sは1番人気に支持されながら4着。前残りの展開を後方から懸命に追い上げたものの、届かなかった。 「あのレースは位置取りの悪さもあったけど、何より札幌から帰ってきて初めての競馬、初めての当日輸送などで精神面の戸惑いが出た。それが大きかったようです」と片山助手は振り返った。 札幌の新馬戦はとても間に合いそうにないポジションから軽々と差し切りV。デビュー前からケイコの動きや素質の高さを評価されていたが、評判通りの強さを見せつけた。続く札幌2歳Sもオリエンタルロックの大駆けにあったものの、際どい2着に健闘した。 あの強さを再度発揮すべく、陣営はこの中間、入念なトレーニングに取り組んできた。「道中は口を割って気の悪さを出してしまった」という前走の反省から、口向きの悪さを解消させる工夫を積み重ねてきた。 「それがどういう結果になるかは分からないけど、今できることはすべてやったつもり。とにかく前走よりプラス材料を持ってGIに挑みたかったので」と片山助手は手応えをつかんでいる。 ディープインパクトの衝撃があまりに強かったせいか、今年の3歳に続き、2歳牡馬にもまだ大物と呼べる馬は現れていない。厩舎の先輩に一歩でも近づくため、サブジェクトには大事な一戦になる。 「今年の北海道では一番馬といわれたほど。不確定要素が多い2歳のGI戦だけど、仕上がりを含めて素質を引き出す用意はできた」 父フジキセキに続く父子制覇へ、照準は定まった。