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芸能 2007年11月08日 15時00分
演技派になった長谷川京子
女優・長谷川京子(29)が7日、東京・渋谷のNHKで主演ドラマ「海峡」(17日、午後9時、全3回)の完成会見に出席した。 終戦直後から30年間、日韓の歴史を背景にした男女の悲恋を描いている。 8月末、釜山での撮影を振り返ったハセキョーは「食べ物が辛い物が多かった。あちらの俳優さんはそれでパワーがあるんでしょう。私も日々、気合を入れました」。 また脚本のジェームス三木氏(72)は「演技は決して上手ではなかったけど、今回の作品で演技派になってくれたと思う。これから急激に開花する予感がする」と期待を寄せていた。(写真=NHKドラマの完成会見に出席した長谷川京子)
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社会 2007年11月08日 15時00分
小沢「マスコミ批判」腰砕けの裏に総理の野望
民主党の小沢一郎代表(65)は7日夕、東京・永田町の同党本部で開いた両院議員懇談会で正式に辞意を撤回した。ところが続く記者会見では報道陣の詰問にどこか腰砕け。4日の辞意表明会見ではほとんどの報道機関に対して「誹謗中傷報道」などとボロクソに抗議したくせに、いったい何の心変わりか? 小沢氏は両院議員懇談会で福田康夫首相との党首会談をめぐる混乱について「不器用だった」と陳謝した。「この体にもう一度ムチを入れ、来るべき衆院選で必ず勝利する」と宣言すると、立ち見を含む“満員御礼”の議員席から歓声と拍手が沸き起こった。 すっかり気分をよくした小沢氏は「ガンバロー」三唱で大盛り上がり。厳しい質問を浴びせられた記者会見でもソフトな対応に終始した。 記者団から「誹謗中傷報道」発言の撤回を求められた小沢氏は、「(党首会談の)当事者の一方である私には取材の申し込みすらなかった。(複数の情報源に基づく記事とする中に)私や民主党は含んでいないでしょ?それは公平ではないのではないか、という意味で申し上げました」と淡々と述べた。発言撤回こそしなかったが明らかなトーンダウンだ。 さらに「けじめをつけると言った前回会見を軽率だったと思うか」と突っ込まれると、「参院選は自分の限界まで頑張ったつもり。衆院選に向けてもうひと踏ん張りと体にムチ打ってきましたが、(党首会談で)私の不徳の致すところからみんなに迷惑をかけたとの思いが強く、張り詰めた気持ちがプッツンした精神状態になった」と弱みをさらけ出した。 会見を途中で打ち切られそうになり、記者団が語気鋭く「まだ質問があります!」と噛みつくシーンがあった。小沢氏は司会役をさえぎって「じゃあ、どうぞどうぞ」とにこやかに続行をOK。数日前の対決姿勢がウソのような変ぼうぶりだ。 公の場では悪口を言わないのが小沢氏の美学といわれている。ところが4日の会見では「ほとんどの報道機関が政府自民党の情報を垂れ流し、自ら世論操作の一翼を担っている」などと正面切ってやったものだから衝撃が大きかった。 路線シフトの背景について永田町関係者は次のように指摘する。 「辞任騒動で逆に党内の求心力と存在感が高まり、笑いが止まらないはず。冷静さを取り戻したのだろう。状況は変わったのだから、マスコミを敵に回すのは得策ではない。“小沢総理”が見えているんじゃないか」 両院議員懇談会では、仙谷由人元政調会長があえて発言を求め、「この会場の熱気と民主党を取り巻く国民の感性には、現時点で相当ギャップがある」と苦言を呈した。 大連立も今後の党首会談も「ない」とし、騒動の幕引きを図った小沢氏にはどう聞こえたか?大連立をぶち上げたいきさつ 小沢氏は辞任騒動の発端となった党首会談のいきさつについて、個人名を伏せて暴露した。 「約2カ月ほど前、さる人からお呼び出しをいただき、食事をしながらお話をうかがいました。国民のため大連立を、という類の話でした」 小沢氏は、(1)民主党は参院選に続き衆院選も頑張ろうという雰囲気にある(2)そういう話は政権を担っている人が判断する話、と返答。先月半ば以降に再び「さる人」から連絡があり、「福田総理も連立したいとの考えだ」として首相代理人に会ってくれるよう頼まれたという。 「さる人」は小沢氏にとって、「むげにお断りできるような相手ではありませんでした」。代理人に会うと「首相も私も本気」と言われたため、「それなら首相から直接聞くのが筋じゃないか」と答え党首会談になったという。 一部報道では、読売新聞の渡辺恒雄主筆が党首会談をセッティングし、森喜朗元首相が首相代理人を務めたと報じられている。
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社会 2007年11月08日 15時00分
「東京モーターショー2007本紙厳選ちょい不良オヤジの小粋なバイク」(4)SUZUKI「ジェンマ」
ビッグスクーターの後ろに乗ったことはあるだろうか?後部座席はおまけのようなものでお世辞にも乗り心地がいいとは言えない。SUZUKIの「ジェンマ」(総排気量249cc)は、ライダーとタンデムシートの段差を極力抑え、同乗者にも快適なライディングを実現した。 「ジェンマ」とはイタリア語で「宝石」を意味する。試作車ながら反響は大きく、来年中には市販される見込み。 スズキ商品企画部の詫摩健さん(41=写真)は「前から後ろまで車体を徹底的に低くし、フロントラインも寝かせました。ここまでシートを低く抑えたマシンはない。ほら、タンデムライダーの足がべたっと地面につくんですよ」と後部座席にまたがってみせる。 車体を低くすることで取り回しが楽になった。安定感も増した。ほとんど段差のない「フルフラット2シーター」は世界初の試みであり、随所に工夫を凝らしている。 通常はシート下にあるヘルメット収納スペースを前方に移動。そのぶんシート高を下げた。タイヤの真上のテールエンドには切り込みを入れ、振動で上下するリアタイヤを邪魔しないようにしている。とかく後ろがボコッと膨らみがちなフォームは、低い水平線のように一直線になった。 全長は2350mmと超ロングサイズ。全幅760mm、全高1050mmと横幅に比較して車高がすこぶる低く、犬で言えばダックスフントのようである。ところがフロントカウルが後ろに反り返っているため、鈍くささはなくむしろ俊敏なイメージ。これぞ大人の2人乗りスクーターだという。 詫摩さんは「都市で最も合理的な移動手段はスクーターです。渋滞を回避できるうえ、電車と違って自宅から目的地までドア・トゥ・ドアで時間が読める。ジェンマはせかせか走らず、それでいて乗り回しやすい。男女が格好よく移動するにはぴったりなんです」と解説する。 車高の低さによって、1人で乗り込むときの身のこなしも優雅になるという。「とにかくまずまたがっちゃって、ゆっくり股下のスペースからヘルメットを取り出してください。走り出す前に立ったり座ったりちょこまかするのは格好悪い。どしんとまたがったままグローブをはめ、優雅にスロットルを開けましょう。乗る人へのライフスタイル提案はデザイナーのこだわったところなんです」と詫摩さん。 なるほど、たしかにモテおやじになれそうだ。
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その他 2007年11月08日 15時00分
GI江戸川MB大賞 キャンペーンガールがナイガイ来訪
10日から15日までの6日間にわたり江戸川競艇場で開催される「GI江戸川モーターボート大賞」のPRのため、関係者とキャンペーンガール(相沢レイナさん(左)と長澤未知子さん)=写真=が7日、東京・中央区の本社を訪れた。 秋も深まって賞金王争いが過熱するなか、今回のモーターボート大賞にはSG覇者11人を含むスター選手が大集結。難水面で波乱が起きやすい江戸川コースだけに、舟券的にも面白いレースが展開されそうだ。 東京都六市競艇事業組合の山本泰正事業課長補佐は「今開催ではSG級のメンバーが揃い、白熱したレースが見られるものと期待しています。また、引退した“艇王”植木通彦氏のトークショー・サイン会や、特設ステージでの出場選手インタビューなどファンサービスも充実させました。ぜひご来場いただき、生の臨場感を楽しんでください。私たちも売上目標の40億円を達成できるようがんばります」とコメントした。 全国の競艇場のほか、ボートピアなどの専用場外で場外発売される。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
ロジータ記念 トキノミスオースが快勝
7日、川崎競馬場で行われた「第18回ロジータ記念」(SIII 2100m)は、坂井英騎手が騎乗した2番人気のトキノミスオース(牝3歳、川崎・長谷三厩舎)が2番手追走から3角で先頭に立つと、そのまま後続を振り切ってゴール。勝ち時計は2分17秒5(稍重)。同馬はJRAから移籍後2連勝で、長谷三師は1990年のしらさぎ賞以来、17年ぶりの重賞制覇となった。 JRA所属時には短距離で結果を残していたが、「距離は大丈夫。押し出されるように先頭に立ったけど、直線で馬がきたらもう一度伸びたからね」と坂井騎手。距離適性は広く、今後は古馬の牝馬重賞「第53回クイーン賞」(JpnIII 船橋1800m 12月5日)、または「第1回東京シンデレラマイル」(SIII 大井1600m 12月30日)を視野に調整される。2着オルビア 戸崎圭騎手「最後はいい脚でよく追い込んでくれた。レースが上手だし、先が楽しみ」3着シーホアン 左海誠騎手「動きは悪くないけど、やっぱり距離が少し長いね」
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
エリザベス女王杯追い切り アドマイヤキッス 極上の切れ味披露
先輩の意地を見せるか。強い3歳勢が力関係で圧倒しているといわれる「第32回エリザベス女王杯」(GI 京都芝2200m 11日)だが、底力ではアドマイヤキッスもヒケを取らない。勝ち星からしばらく遠ざかっているが、春には安田記念4着など男馬相手に健闘。武豊騎手とし烈なリーディング争いを繰り広げる岩田騎手がどう御すか、注目だ。 昨年の牝馬3冠すべてで1番人気に支持されたほど、アドマイヤキッスの潜在能力は高く評価され続けてきた。残念ながら冠には手が届かなかったが、あれだけオープン馬を多数抱える松田博師が「素質ならキッスが一番」とアドマイヤムーンなどの同期以上にこの馬を買っていた。 その思いは変わっていない。昨年の愛知杯以来勝ち星から遠ざかっているが、春には安田記念4着など男馬相手に見せ場たっぷりのレースぶり。史上最強世代ともいわれる3歳馬にも五分の勝負ができる下地を持っている。 3着だった前走の府中牝馬Sにしても、「内枠でスタートして押し込まれるような展開になった。自然と位置取りが悪くなってスムーズさを欠いたから」と敗因ははっきりしている。直線は上がり3F33秒8の末脚で追い込んだだけに内容は悪くなかった。 「状態は変わりなくきているからね。3歳馬は強いといわれているけど、以前ほど距離の不安もなくなっているから今なら二二でも心配ない。何とか頑張ってほしい」 鞍上は岩田騎手。武豊騎手と激しいリーディング争いを繰り広げる名手がどう導くか、そこも注目だ。 【最終追いVTR】高田騎手を背に、栗東DWコースで6F83秒5、上がり3F39秒5→12秒3。4歳1000万のアドマイヤレグルスを後方から追走。4角で馬体を併せに行き、ラスト1Fで鞍上がスパートをかけると鋭く反応、一瞬のうちに併走馬を2馬身突き放してフィニッシュ。この馬らしい切れ味を披露した。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
エリザベス女王杯(GI 京都芝2200m 11日) 本紙・橋本記者がアサヒライジング陣営を直撃
−−まずは、追い切りの感想をお願いします。 古賀慎師「いつも通りのパターンで前後に馬を置いて、直線は3頭併せの真ん中。柴田善騎手が乗ったことで、馬の方も競馬が近づいていることを感じ取ったと思う」 −−柴田善騎手からの報告は。 古賀慎師「『随分、良くなっている』と言ってくれたので安心した」 −−相手関係については。 古賀慎師「強い3歳世代が相手だけど、昨年も強いといわれた3歳世代の一角に名を連ねて闘ってきた。1年間経験を積んだ、お姉さんとしての強みを見せたい」 −−昨年(繰り上がり4着)と比較して、どのへんが変わりましたか。 古賀慎師「心身ともに成長し、一段とたくましさを増した。また、ここ2戦のレースを見ると、脚質に幅が出たという印象が強い」 −−ここまでGIに7回(海外1回)挑戦していますが、印象に残るレースは。 古賀慎師「毎回、勝つ気で出走させているので、7回とも惜しかった(笑)」 −−枠順の希望は。 古賀慎師「スタートしてから、二の脚が速いのでどこからでも競馬はできる。だから、枠順にはこだわらない」 −−道悪馬場についてはどうですか。 古賀慎師「週末の天気予報は大きく崩れることはなさそうだし、馬場が悪化しない限りは大丈夫」 −−最後に意気込みをお願いします。 古賀慎師「今年の集大成として、目標にしてきたレース。重賞ウイナー(クイーンS)の仲間入りを果たしたし、もっと強いアサヒライジングをお見せしたい。応援してください」
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券直行便 二走ボケとササ針の因果関係
今回は前回の続きとして、【二走ボケ】と【ササ針】について触れていきたいと思います。 二走ボケの原理は人間も同じです。骨折や腱、靭帯などを悪くして長く入院、または通院したことがある人には分かると思いますが、直ってリハビリをいくらしても、全力で走るには不安があるもの。そして、走った後、次の日から足、腰が何日も痛かった経験があると思います。馬も同じで、休み明けで好走した後、次走まで痛みや疲労が残ってしまった時、二走ボケの原因になると考えられます。 さて、馬が長期にわたって休養する場合、さまざまな理由がありますが、ササ針もそのひとつとなります。 7〜8cmぐらいの笹の葉の形をした小刀で、首、肩、胸前、背、腰、尻と、馬の全身を刺していく治療法で、ササ針をする理由は次の2つです。 (1)疲労からきたうっ血した血を流す…悪すぎると刺しても血が出ないか、または真っ黒な血が出ます。 (2)レースや調教中のアクシデントにより、筋肉と皮膚がはがれてしまい、中に空気が入ってしまうことがあります。ササ針をすることにより、はがれをなくし、空気を出して正常な状態に戻し、体調を整えます…空気が入っているところを刺すとプシュ、プシュと音がします。音が多かった所が悪い部分です。 ササ針治療をした後は刺した個所に、塩と酢を混ぜたものを塗り、1週間から10日ほどおいてから、徐々に運動からピッチを上げていって、3〜4カ月かけてレースに復帰できるようにします。 笹針をした後、休養期間を短くしたり、調教を早めすぎると、仕上がりが悪くなったり、仮に鉄砲は利いても二走ボケの原因になったりします。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
今週の有力新馬(東京)
3日目のダ1300m戦の有望株はドリームシャドウ(牡、父スウェプトオーヴァーボード、母ケイシュウプライム=美浦・堀井厩舎)。 入厩してまだ3週間も経っていないが、「その分、牧場で乗り込んできたからね。中間も3本乗って、追うごとに力をつけてきている」と柴崎助手。馬主のセゾンRHはスパルタ調教で有名なマイネル軍団・ビッグレッドファームと提携しているだけあって、仕上げに不安はない。 「先週も馬なりでいい動きを見せていたし、スピードとセンスがある。初戦向きだと思うよ」鞍上は未定だが、完成度の高さでデビュー勝ちを狙う。 同じく、このレースに出走するケイジージュニアー(牡、父エイシンサンディ、母シノコンコルド=美浦・斎藤誠厩舎)も力がありそう。 「ビシッとやるようになったのは先週からだが、順調に乗り込んでこれたからね。スピードタイプなので、この距離は合っている」と斎藤誠師の期待は大きい。
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レジャー 2007年11月08日 15時00分
今週の有力新馬(京都)
注目は加用厩舎のアイアムラヴィング(牝、父ファルブラヴ、母プラウドウイングス)だ。 仕上がりの良さが際立つ一頭で9月上旬から約2カ月間、じっくりと乗り込まれてきた。今週のDWコースでの追い切りでは6F83秒0をマーク。同じ2歳新馬を直線だけで0秒6ちぎって見せた。 「スピードがあるし、追ってからもいい反応をしていた。入念に乗り込んできて仕上がりもいいので初戦から勝ち負けになる」と蓮見助手。3日目の芝1600m(牝馬限定)戦で川田騎手を背にデビュー予定だ。 一方、同厩のマルブツキング(牡、父フジキセキ、母ウェイクアンドテイク)も今週のCWコースで6F81秒4と水準以上の時計をマークしている。 「柔らかな背中で、乗り味がいい。こちらの仕上がりもすごくいいので楽しみ」と蓮見助手。4日目の芝1400m戦をルメール騎手で予定している。