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レジャー 2007年09月06日 15時00分
セントウルS スピニングノアール “4度目の正直”にも暗雲!?
「第21回セントウルS」(GII 芝1200m 9日)の最終追い切りが6日行われた。重賞に手が届く地力がありながら、ここ3走は不利や道悪に泣いてきたスピニングノアールだが、巻き返しに燃える陣営とは対照的に追い切りは終いひと息。ここでそのうっぷんを一気に晴らし、GIスプリンターズSにつなげたいところだが…。 もう嘆きはいらない。そういいたくなるほど、最近のスピニングノアールはついてない。 「前走の北九州記念(11着)だって、乗り役さんにはどんな流れでも外を回ってと指示したんだ。なのに、内に入れてしまって前が詰まるロスでしょう。不完全燃焼、完全に脚を余した。引き揚げてきたジョッキーが謝っていたぐらいだから」 また悔しさがこみ上げてきたのか、中川助手は一気にまくし立てた。それもそうだろう。結果は大外を回って追い込んだ人気薄キョウワロアリングの快勝。勝負事にタラレバは禁物とはいえ、作戦通りなら…と後悔のほぞをかんでも無理はない。 しかも、悔しかったのはそれだけではない。前々走のアイビスSD(6着)は苦手の道悪。3走前のCBC賞は落馬。もういい加減、不運は全部出し尽くした感さえある。 まだ残暑は続くが、競馬はもう秋。流れを変えるには絶好の局面だ。 中川助手はいう。「幸い、レース後のダメージはなく、順調そのもの。先週だけでも、時計を2本も出せたぐらいだからね。冬場のようにゴトゴトするところもないし、脚さばきはスムーズだった」 巻き返す態勢は整っている。阪神は<1112>。また、中山でも好成績を残しているように、ゴール前の急坂を味方にできるタイプだ。 「開幕週の馬場も歓迎だしね。あらためて期待したい」祈るように、中川助手は言葉に力をこめたが…。 【最終追いVTR】DWコースで単走で追われ、5F69秒6。見栄えする馬体だが、ケイコの動きには好調時の力強さがない。前半楽をした割にはラスト1F12秒7を計時するのがやっと。追ってからもいつもの迫力に欠け、ややデキ落ちの感がある。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
内田博騎手 中央移籍へ意欲
大記録達成の区切りに、南関トップを走り続ける男が心を決めた。 5日、大井競馬3Rで3000勝の大記録を達成した内田博幸騎手(大井・荒井隆厩舎)がJRA騎手免許試験の受験を明言した。「願書はまだ提出していませんが、今年受験するつもりです。迷ったけど、引退後、人生で数少ないチャンスを逃したことを後悔したくない。合格できるかわからないけど、移籍は合格後に改めて考えることもできますから」キッパリ宣言した表情に迷いはなかった。 JRAで2005年に31勝、06年に61勝を挙げ、「過去5年間で年間20勝以上が2回」というJRA騎手免許1次試験の免除条件を満たす内田騎手の移籍話は常にウワサになっていたが、当人はこれまでは明言を避けていた。今年2月のNAR最優秀騎手賞表彰式でも「チャンスを生かしたいが、地方競馬でお世話になっているのでじっくり考えたい」と答えるにとどめた。 だが、この日は言い切った。04年から3年連続で地方全国リーディングに輝き、今年も断トツのトップを走る。昨年は524勝を挙げ、佐々木竹見元騎手が持っていた年間最多勝記録を40年ぶりに更新した。地方重賞67勝に加え、05年はドバイワールドC(GI)の大舞台に立ち、今年はNHKマイルCをピンクカメオで制し念願のJRAでGI制覇を果たした。 また、園田出身の岩田康誠騎手が現在、JRAリーディングを走っていることも大きい。「(地方移籍組は)関西ばかりだから、自分が行くことで南関東のレベルの高さを証明したい」積み重ねた実績に後押しされ、早ければ来春、JRA騎手・内田博幸がターフに立つことになりそうだ。 内田騎手は1989年4月にデビュー、1万6895戦目にして地方競馬通算3000勝を達成した。地方競馬では現役9人目、歴代16人目の快挙(平地のみでは現役9人目、歴代15人目)となる。なお、地方競馬通算2000勝(05年6月8日達成)から2年3カ月での達成は、佐々木竹見元騎手(日本最多7151勝)の2年9カ月を上回り、歴代最速記録も更新した。5日終了現在での通算成績は地方1万6900戦3002勝(重賞67勝)、JRA1180戦128勝(重賞5勝)、海外4戦0勝。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
古賀正俊の当たり馬券一直線 馬インフル禍 入退厩解禁は時期尚早!?
今週の4日から美浦、栗東トレセンではJRA施設外の牧場への入退厩が解禁されました。また、先週まで開催されていた新潟、小倉競馬場からも、馬インフルエンザ検査で陰性を示した馬はそのままJRA外の牧場へ移送が可能になりました。 クラシックをはじめ、秋のGI競走が間近に迫っているため、やむを得ずの処置なのはわかりますが、まだJRAから終息宣言は出されていないのも事実です。実際、すぐ隣の南関東では3日に船橋で9頭、川崎で2頭の陽性馬が出ています。 71年の馬インフルエンザの流行も、今回のそれも、中央競馬の馬の感染が先で、地方競馬に広がるという図式は同じです。地方競馬の開催中止が全国の競馬場に及んでいるなか、感染源、感染経路の究明もせず、終焉会見もせずに、検疫を開放した今回のJRAのやり方には首をかしげざるを得ません。 1回、馬インフルエンザにかかった馬は抗体ができますが、まだまだ陽性馬がいる可能性があるなかで、放牧先の陰性馬を入厩させればインフルエンザに感染することは十分に予見できることです。何か圧力でもかかったんでしょうか?平成4年の調教ストの時は半日、調教を行わなかっただけで組合員(厩務員)の担当馬は登録すら受け付けなかったんですけどね。 今の日本は政府、相撲協会、JRA等、問題点をしっかり究明せずに、うやむやにし、終わらせることが多すぎますね。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
今週の有力新馬(中山)
今週はインフルエンザによる開催中止の影響で、新潟でデビューする予定がここまで待たされた若駒が多い。 2日目の芝1800m戦でデビューするキングスグリーム(牡、父アドマイヤベガ、母ネオンデライト=美浦・本郷厩舎)もその一頭だが、「新潟で本当は使おうと思ったけど、ゴタゴタがあったのでここまで待った」と本郷師。“待たされた”のではなく“待った”ことに好感が持てる 「そんなにバカっ速い時計は出ていないが、乗り込みは十分。反応が良く、センスもいい。それが実戦で出せるようなら、結構、楽しめるんじゃないかな」と素質も十二分。陣営期待の一頭だけに、初戦から注目したい。 一方、同じレースに出走を予定しているグルーオン(牡、父ブライアンズタイム、母ヤマタケポロン=美浦・鈴木伸厩舎)は「新潟でデビューできる馬だったのに…」(鈴木伸師)と微妙なニュアンス。 ただ、「血統的に長いところ向き。単走でも時計が出る素直さがいいね。初戦から期待たい」と能力的にはキングス以上かもしれない。
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レジャー 2007年09月06日 15時00分
今週の有力新馬(阪神)
初日のダ1200m戦には武豊騎乗のマヤノベンケイ(牡、父マヤノトップガン、母ポットブリリアンス、栗東・梅内厩舎)がスタンバイ。7月上旬から約2カ月近く入念に乗り込まれていて、今週の坂路では800m51秒7秒の好時計をマーク。初戦突破に向けて、万全の仕上がりだ。 「すごくいい背中をしていて、素質の高さを感じさせる。スピードはあるし、ゲートも水準以上。初戦はもちろんだけど、先々まで期待できるんじゃないかな」と岡本助手。 また日曜の芝1800m戦ではプレストンペスカ(牡、父エイシンプレストン、母ヒシアイドル、栗東・松永昌厩舎)が仕上がりの良さで一歩リードだ。 「ケイコ時計はそれほど出ていないけど、十分すぎるほど乗り込んできた。仕上がりはいいし、スピードもある」と松永昌師。角田を背にデビュー予定だ。
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芸能 2007年09月06日 15時00分
失速モード!?の黒木瞳
ついこないだまでは不動の人気を誇っていた女優・黒木瞳(46)。しかしこのところは一時期の輝きを失っているようだ。最新の潜在視聴率ランキングでは、これまでの6.2%から1.6%まで低下。一方、8月公開の主演映画「怪談」(松竹)も振るわなかった。トップ女優が人気をキープするのはなかなか難しいようだ。 映画「怪談」は、黒木が共演者の尾上菊之助との濡れ場で、かなりエロチックなシーンを展開しているといわれ、ヒットが期待されていた。しかし、「太もも、背中のヌード止まりで、露出度ははっきり言って中途半端でした。監督も『リング』『学校の怪談』とホラーもののヒットメーカー中田秀夫氏だけに、それなりには観客も入るを思われたのですが」(映画ライター) 結果的に興行収入は3億円程度。上映作を「伝染歌」に変えてしまう劇場も多かったという。 黒木出演の映画としては正月作品「魍魎(もうりょう)の匣(はこ)」(日活)が控えている。こちらはワキを固める役どころで、「黒木の映画は結局『失楽園』だけがヒット作といえる。最近は黒木の映画は当たらないという見方で落ち着いている」(同) ドラマ、映画とも振るわなくなってきた最近の黒木は、かつてのように出演作を選び抜く戦略から、小さな仕事も受ける“薄利多売”方式にシフトしたようだ。 「NHKドラマ『新マチベン』の脇役や『プリンセス・ダイアナ〜衝撃の事故から10年』(TBS)のナビゲーター、『24時間テレビ』のチャリティーアドバイザーにもなっています。しかし『プリンセス・ダイアナ〜衝撃の事故から10年』も10.7%と振るわず、以前と比べるとキツイ状況を言わざるを得ない」(芸能ライター) 最近の黒木は、かなり疲れた表情をしていて、近所の人が見かけても、だれか分からなかったという話もあるようだ。 「子どものことも影響しているのかもしれません。長女は有名私立大学の付属に通っていますが、黒木は運動会やバザーには顔を出すものの、その準備にはほとんど出ない。それに対し、ほかの父兄からその反感の声が聞こえてきたらしく、子どもがイジメられるのを心配してか、マメに顔を出しているそうです」(同) 憧れのセレブ女優の地位をキープするのは難しいというところだが、これは何も黒木に限ったことではない。 「もう少し若手だと、松嶋菜々子、竹内結子あたりも、結婚、出産後に女優業に復帰していますが、以前の人気をキープできているかといえば、疑問です。結婚や出産で一時期休養した後、復帰すると、しばらくは話題になりますが、その後もセレブな女優として人気をキープするというのは、難しいようです。黒木の賞味期切れモードはほかの女優たちにとっても他人事ではありません」(同) やはり人気稼業というのは厳しいものだ。
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芸能 2007年09月06日 15時00分
辺見えみり イベントに出席
タレント・辺見えみり(30)が5日、東京・めぐろパーシモンホールで行われたファッションカタログ誌「IMAGE ROUGE」創刊記念イベント&映画「幸せのレシピ」(29日公開)試写会に出席した。 辺見はイベントに参加した女性客約700人に向けて「幸せの定義は、だれに対しても思いやりを持てること」と幸せの秘訣を話していた。(写真=ファッションカタログ誌の創刊イベントに出席した辺見えみり)
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芸能 2007年09月06日 15時00分
平山あや 主演映画「Mayu-ココロの星-」舞台あいさつ
女優・平山あや(23)が5日、東京・新宿バルト9で行われた主演映画「Mayu-ココロの星-」の完成披露試写会で舞台あいさつした。 乳がんになった21歳の女性の心の成長を描く作品で、平山は「役として(乳がんを)疑似体験したけれど、演じていてもつらかった」と告白。さらに「生きているってありがたいこと。見終わって何かを感じられると思う」と語った。(写真=舞台あいさつした(左から)塩谷瞬、浅田美代子、平山あや、三浦友和、池内博之、松浦雅子監督)
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芸能 2007年09月06日 15時00分
渚ようこの新宿ゴールデン街通信局(最終回)
9月に入った最初の夜、「汀」に白いヒゲ面の好好爺が、ドーナツ片手に大騒ぎしながらやって来ました。牧口元美さん=写真右。映画(最近では06年「となり町戦争」など)やテレビ(NHKの時代劇や2時間ドラマ)、舞台などで活躍中の俳優です。以前は青汁のCMにも出演していたので、ご記憶の方も多いのでは? ちなみにこのCM、現在は大橋巨泉さんが出演してます。 2時間ドラマでは「ピンクハンター混浴露天風呂連続殺人」などのお色気系にも出演しているのですが、実は牧口さんこそフジテレビ「ひらけ!ポンキッキ」の初代ガチャピン(の着ぐるみの中に入っていた)役だったのです。ガチャピンといえばスカイダイビングからハンググライダー、スキューバダイビング、空手(極真空手初段)にスキーにスケート、果ては宇宙旅行までこなすオールマイティーな天才のはず。牧口さんに「本当にできるの?」って聞いたら「当たり前じゃないか!俺がやらなきゃ誰にできる!」って豪語してました…本当かな? 左は高尾敏さん。人形美術の造形作家にして美術制作会社の社長です。藤城清治さんの弟子で、「木馬座」でケロヨンなどの映画やテレビ番組の人形美術を担当。独立後はイベントや映画、舞台などの美術制作を手掛ける一方、着ぐるみ人形の企画製作もしています。ガチャピンの着ぐるみも高尾さんの会社で作っているそうで、その縁で牧口さんとお知り合いとか。 高尾さんの会社が作った最大の人形は、なんとあのジャンボマックス!デカ過ぎです。あと、藤子不二雄さん(というか小学館プロダクション)から依頼を受け、オバQやパーマン、忍者ハットリくんなどの人形も製作しているそう。そういえば胸には社章でなく、ドラえもんのピンバッジが輝いてました。 さて、最後に残念なお知らせですが、この「通信局」、今回でおしまいです。新アルバムのプロモーションが忙しくなってきて、時間が取れなくなってしまいました。半年以上にわたってご愛読いただき、ありがとうございます。今度はライブでお会いしましょう!
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その他 2007年09月06日 15時00分
オールスター競輪キャンペーンガールがナイガイ来訪
土佐路決戦!9月13日から17日までの5日間にわたり高知競輪場で開催される「第50回オールスター競輪(GI)」の関係者とキャンペーンガール(ミス高知の浦田愛(右)江田志保)=写真=が5日、東京中央区の本社を訪れた。 高知市公営事業事務所の岡林寛仁所長は「GI3連覇を狙っていた小嶋敬二の欠場は残念ですが、武田豊樹、神山雄一郎の関東勢に山崎芳仁、有坂直樹の北日本勢の激突が見られる初日のドリーム戦、2日目のオリオン賞はもちろんのこと、連日繰り広げられる一線級メンバーによる熱い闘いに期待をしております。私たちも何とか本場を盛り上げ、目標の195億円を達成できるように頑張ります。ご協力をよろしくお願い致します」と抱負を語った。 また、イベントやファンサービスも盛りだくさん。開催期間中の16日には今年度の金賞受賞チームによる、本家よさこい鳴子踊りが披露されるほか、チャリティーオークションも行われる。 なお全国43の競輪場、専用場外52カ所(サテライトほか)でも場外発売される。