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「本当に不安だらけでした…」もう中学生、テレビからは姿を消すも活躍が目覚ましい“新天地”

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もう中学生

 段ボールにイラストを描いた自作の大道具や小道具を使用し、雑学などを交え、甲高い声でコントを繰り広げるお笑い芸人・もう中学生(以下、もう中)。つい数年前までテレビ出演が多かったはずだが、なぜここ最近見かけなくなったのだろうか。

 もう中と言えば、『エンタの神様』(日本テレビ系)や『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ系)などのネタ番組で常連だった。紙芝居のようなほのぼのとしたネタの中に、甲高い声で「しばしご歓談を〜」「タメになったね〜」といったフレーズを放つのが特徴だ。この一風変わったキャラクターは、“飛び道具”的な位置づけとしても扱いやすかったのか、ゲスト出演する番組も多数あった。

 テレビ出演が減少し始めた2012年3月、もう中は元ものまねタレント・おかもとまりとの熱愛が報じられた。もう中が“30歳になるまで彼女を作らない”とかたくなだったためか、数ヵ月後に破局したと報じられている。

 翌年、30歳となったもう中は『うわっ!ダマされた大賞』-2013年末4時間SP-(日本テレビ系)でおかもとと再会するも、やはり交際には至らず。2015年、おかもとは音楽プロデューサーのnao氏と結婚。もう中にとっては、現実を突きつけられた瞬間だったのかもしれない。

 一方で肝心の芸人活動というと、もう中は活動の中心を舞台に移していた。ルミネtheよしもとへの定期的な出演だけでなく、現在は売れっ子のピン芸人・永野とのツーマンライブや単独ライブ、ながのよしもとふるさと劇団などに積極的に参加。特に昨年6月に行われた『舞台ハイスクール!奇面組』で、もう中は出瀬潔役を好演。舞台そのものも好評となった。

 もう中のターニングポイントは、今年3月に開かれたミュージカル『メリーポピンズ』のオーディションだったようだ。公演の数年前から始まる厳しいオーディションは、歌・踊り・芝居の審査を何度も繰り返して選抜される。これにもう中は、ほんの軽い気持ちで応募したという。

 昨年12月、エンタメ特化型情報メディア『SPICE』のインタビューで、もう中は「オーディションだけでも楽しもうという気持ちだった」と、外国のプロデューサーがそろう審査に、あらかじめ用意されていた歌を覚えずに行ったと語っている。

 その場の思いつきで美空ひばりの『愛燦燦(あいさんさん)』を歌ったところ、ピアノで正しいメロディーを示されながら“音程が違う”と注意された。「それだけでもうオーディションに行った価値があった」と前出のインタビューで語っている通り、もう中は審査に受かるつもりは毛頭なかったようだ。ところが、もう中は審査に見事合格。平原綾香、パパイヤ鈴木といった音楽に携わる面々に加えて、舞台経験の豊富な山路和弘や木村花代といったそうそうたるメンバーの一員となった。選ばれた要因は定かではないが、美声を評価されての結果だったと言われている。

 実際の公演が始まり、もう中は劇中でバンクス家の使用人・ロバートソン・アイを演じた。これが “ハマり役”だったと多くの観客から評価を受けているようだ。一生懸命だがドジで、おっちょこちょいなキャラクターは、確かにもう中の芸風と重なる部分があるのかもしれない。

 ネット上には、その適役ぶりを称賛して「もう中さんにぴったり!」「とても役に合ってて素敵でした」「彼をキャスティングしたロンドンチームの目の高さがヤバすぎる」といった声が多く寄せられている。そんな中、「新たな夢に頑張るもう中さんを見て元気が出た」「私も音楽の仕事、がんばろうって改めて思えました」「わたしもなんでもできるって信じてがんばります!!」と、もう中がミュージカルに挑戦する姿に刺激を受けたという声もあった。

 先月5日、大阪公演を終えたばかりのもう中はツイッターで終了を報告。「人生初のミュージカル、本当に不安だらけでした」としながらも、「新たな夢もできました、本当にきちんと修行して、また出演させていただけるよう、頑張るのです☆」と、今後もミュージカルの出演に前向きなツイートを残している。

 直近では8月、『舞台ハイスクール!奇面組』の続編に出演することが決定している。もうしばらく、もう中の個性が舞台で輝くことになりそうだ。

記事内の引用ツイートについて
もう中学生(丸田典幸)の公式Twitterより
https://twitter.com/mouchumaruta

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