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ネオナチ騒動 高市早苗総務相「天理教信者」「パソナ疑惑」のドス黒い過去

 ネオナチ団体代表との2ショット写真が物議を醸した高市早苗総務相が、さらなる窮地に陥っている。騒動を受けた永田町では、同氏の過去の疑惑が再注目され始め、官邸筋が「今一度、高市氏の身体検査を行いだした」と評判なのだ。
 政治部記者がこう語る。
 「2ショット写真をHPに掲載した男は、『国家社会主義日本労働者党』という団体を主宰していたが、高市は他にもナチス問題で脚光を浴び始めているのです。実は、過去に自民党支部の連合会長が執筆した『ヒトラー選挙戦略』なる本に推薦文を寄せていたことが発覚。国際社会から今以上のバッシングを恐れた官邸筋が、彼女の過去の疑惑に着目しているのです」

 すでに「官邸筋は疑惑の情報収集に躍起」(同)との話もあるが、その中でも話題となっているのが、「宗教団体との蜜月」と「カネにまつわる疑惑」だ。
 自民党議員がこう明かす。
 「実は、高市は'06年の第一次安倍内閣時代に内閣府特命相に就任したが、このときに集票目当てに天理教の信者だったことが、同団体側にバラされているのです。また、同時期には山谷えり子氏とともに統一教会が福岡で行った集会に祝電を打ち、大バッシングを受けた過去もある。その節操の無さとしたたかさが、新たな火種になりはしないかと危惧されているのです」

 一方、別の政治部デスクがこう語る。
 「高市はASKA問題で脚光を浴びた『パソナ』から、事務所スタッフを派遣されていた疑いが持たれている。現段階で帳簿上に金銭のやりとりは見つかっていないが、これには東京地検も関心を示しています。また、'07年には資金管理団体と支部長を務める政党支部の事務所費の合算費用に、1700万円以上の使途不明金があったことが一部で報道されている。加えて、'09年には『熊谷組』傘下の団体から高市氏の資金管理に100万円の献金があったことも判明しているのです」

 あまたの疑惑の導火線に火が付けば、安倍政権の失墜は確実。早くも女性閣僚の更迭劇が繰り広げられそうな雲行きなのだ。

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