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AKB相次ぐストーカー被害、坂道は公式に警告 今「会いに行けるアイドル」に何が起きている?

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岩田華怜

 19日、元AKB48で女優の岩田華怜につきまとい行為などを繰り返したとして、職業不詳の大西秀宜容疑者がストーカー規制法違反容疑で逮捕された。岩田は自身のツイッターで「お騒がせしています。(中略)私は大丈夫です。これでこの件が終わりになることを切に祈ります」と心境を語っている。

 報道によると今回逮捕された大西容疑者は、過去の握手会で岩田にプロポーズを断られて以降、つきまといなどの迷惑行為をエスカレートさせたとみられる。岩田の所属事務所からイベントへの出入り禁止を通告されたものの、「愛は邪魔されると逆に燃え上がる」といった内容のブログを投稿。さらに警視庁から口頭や書面で警告を受けると、自身のツイッターで岩田を煽るようなコメントを上げていた。

 「会いに行けるアイドル」だけに、その距離感を間違えると大変な事態を招く。今回の事件は、まさにその最悪のケースに当たるのかもしれない。大西容疑者は、岩田ファンの間でも有名だったようで、今回の逮捕を受け「華怜ちゃんが謝ることじゃない。ひとまず安心だね」「怖かったよね、本当に良かった。これからも見守り続けるよ」などと安堵するコメントが上がった。

 少し前にも元SKE48の岩永亞美がストーカー被害に遭っていたことを告白。「危険な目にあうところを警察の方が助けてくださいました」と説明した。その他、ストーカーとまではいかずとも「握手会で連絡先を渡す」「SNSで執拗に絡む」「禁止されている出待ち行為をする」など、一部のファンによる迷惑行為に頭を悩ませているアイドルは多いという。

 こうした相次ぐトラブルを受け、乃木坂46・欅坂46の運営委員会はそれぞれの公式サイトで「一部のファンによるストーカー行為等の迷惑行為がある」と注意。さらに、メンバー本人に対して直接手紙やプレゼントを手渡しすることを禁止とした。

 近年急増している「会いに行けるアイドル」は、ファンとの距離が近いことを売りにし成功しているが、一方でトラブルも多い。“推しメン”などとファンからの熱を得ようと煽るビジネススタイルが、ファンを過激化させていないだろうか。AKB48が2009年の総選挙後に初オリコン1位を記録してから約10年になろうとしている今、アイドルの在り方を見直す時期に来ているのかもしれない。

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