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都内3カ所にある?女人禁制、ジャニーズ合宿所の秘密

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画像はイメージです

 ジャニーズタレントの口からさかんに出てくるエピソードトーク。それは、ジャニー喜多川社長こと「ジャニーさん」。そして、「合宿所」だ。この際、語り部によって合宿所内の間取りが微妙に違う。それもそのはず。都内一等地にかつては、3か所もあったのだから。

 初代というべく原宿には、歴代の豪華スターが住んでいた。川崎麻世を始め、田原俊彦や近藤真彦、少年隊の植草克秀・東山紀之・錦織一清、元光GENJI・諸星和己、元男闘呼組、TOKIO・城島茂、元SMAPの中居正広と稲垣吾郎など。

 玄関からいちばん遠い場所にあった大きな部屋は、マッチこと近藤が占拠。植草と東山は2人で1部屋。川崎と錦織は、それぞれ個室が与えられた。ちなみに、諸星は家出中、代々木公園でジャニーさんから声をかけられて、この合宿所に居座った。

 JR山手線・原宿駅からほど近い場所にあった初代の間取りは、まさかの7LDK。リビングはキャッチボールができるほど広大で、屋上にはプールもあった。上の階には矢沢永吉、下の階には永谷園の社長が住んでいたという。マッチは、ポケットバイクで玄関から自室に移動することもあった。それほどVIPの館だったのだ。

 少年隊の人気が右肩上がりだったころ、新たに借りられたのが西麻布。占拠したのはTOKIOの松岡昌宏、山口達也、国分太一、長瀬智也だ。いちばん奥のリビングの隣は長瀬で、隣室は山口。その隣が国分。松岡は、キッチンの奥の小さな部屋だった。ここも原宿と同じく、玄関から長い廊下があった。TOKIOはこのスペースを利用して、しょっちゅう踊っていた。

 おもに関西ジャニーズJr.発の彼らが住んだのは、3つ目の六本木。KinKi Kids、関ジャニ∞、V6・岡田准一などだ。ベッドルームにリビング、2つの部屋と2つのトイレ。シャワールームも2つあったが、どちらかに幽霊が出るというウワサがあった。原宿から転居してきた城島が、衣装部屋を間借りしていた時期もあった。

 現在は、いにしえの合宿所制度が廃止された。しかし、SMAP解散で揺れた16年、事務所本社は乃木坂から渋谷に移転。新設されたダンスレッスン場と同時に、宿泊できるスペースがあるという。さらに今月16日、赤坂にある大手レコード会社のソニー・ミュージックエンタテインメントが所有していたビルを売却、ジャニーズが購入したという報道もある。そして、大阪支社が本格始動するという求人も出た。

 ますます企業拡充する美男子帝国。今後は、渋谷や赤坂で未来のスターがウロついているかもしれない。

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