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吉本興業×NTTグループで「教育」をもっと“おもしろく”! 共同で“国産プラットフォーム事業”を開始

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上段左から中村伊知哉氏、北川直樹社長CEO、大崎洋会長、澤田純社長、下段左から小松純也代表取締役、石戸奈々子社長、生沼教行社長

吉本興業とNTTグループ、国産プラットフォーム事業開始、クールジャパン機構も出資

 沖縄・那覇で21日、吉本興業株式会社(以下、吉本興業)代表取締役会長・大崎洋氏、日本電信電話株式会社(以下、NTT)代表取締役社長・澤田純氏がメディアカンファレンスに登壇し、2社が共同で「遊びと学び」をコンセプトにした教育コンテンツ等を国内外に発信していく国産プラットフォーム事業「Laugh&Peace_Mother(ラフアンドピースマザー)powed by NTT Group」を開始することを発表した。株式会社海外需要開拓支援機構代表取締役社長 CEO・北川直樹氏も登壇し、同社からの出資を受け、沖縄に事業運営会社を設立することも併せて発表された。

 来春より5Gの商用サービスが開始される。これらの最先端の技術も活用し、子供たちが、映像コンテンツやゲームなどを楽しみながら、様々なことを学べるようなサービスを提供するという。会見の中で大崎氏は、具体的なことはこれから決まっていく、そのことにわくわくしている旨を述べたが、既に様々なプロジェクトが動いているようだ。
 会見には、株式会社ラフ&ピースマザー代表取締役社長・生沼教行氏、株式会社CANVAS代表取締役社長・石戸奈々子氏、株式会社スチールヘッド代表取締役・小松純也氏も登壇し、新会社の事業説明を行った。石戸氏は同社を2002年に立ち上げ、既に学びの場を提供しており、今回のプラットフォーム構築にも大きな力となるだろう。小松氏は、『チコちゃんに叱られる!』(NHK総合)、『人生最高レストラン』 (TBS系)などのプロデューサーを経て、独立。テレビつくりのノウハウを駆使して、おもしろい「教育」の形を実現していく。

 株式会社ラフ&ピースマザーの事業は大きく3つ。新たな教育等コンテンツ・アプリ製作・配信、日本初の良質な教育等コンテンツを展開するプラットフォームの構築、アトラクション施設、としている。会見では、現在小松氏がよしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の芸人らと進めているいくつかのプロジェクトを紹介した。例えば、計算式などの問題に答えると、正解不正解に応じて芸人に罰ゲームなどが与えられるアクションで学びを楽しくする『たのしいさんすう』、日常生活などの動画内に現れるものにふれると、そのものの産地や流通、作られた仕組みがわかる『おうちto the WORLD』など、アプリやWEBコンテンツやイベントなど様々な形で既に100以上のコンテンツを企画制作中だという。

 大崎氏によると、“吉本芸人”は現在6000人ほどいるとのこと。この豊富な人材、蓄積された「エンターテイメント」のノウハウと、NTTグループの圧倒的な通信技術で、どこまで「教育」の形を変えられるか、期待が集まっている。

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