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急な表情に「ゾッとした」 『アライブ』、木村佳乃のギャップ演技が話題 丁寧なドラマ作りにも期待集まる

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木村佳乃

 木曜ドラマ『アライブがん専門医のカルテ』(フジテレビ系)の初回第1話が9日に放送され、平均視聴率が8.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったと各社が報じている。

 松下奈緒主演の本作。“がんのスペシャリスト”と呼ばれる腫瘍内科の女医・心(松下)と、がん手術に特化した消化器外科医・薫(木村佳乃)がバディを組み、さまざまな患者のがん治療に取り組む姿が描かれる本作。第1話は心と薫の出会いや、原発不明がん患者の治療に向き合う心と薫の姿が描かれた。

 「松下も木村もその美しさから人気も高く、人気の高い医療モノということで放送前から期待が集まっていた本作ですが、がん患者の心情が丁寧に描かれたことで、医療ドラマというよりもヒューマンドラマの面がフィーチャーされていた形に。視聴者からは『NHK並みに丁寧だった…』『ちゃんと作りこんでて感動した』『自分ががんだったから見るの不安だったけど、だからこそ共感できた部分が多くて見てよかった』という絶賛の声が集まっていました」(ドラマライター)

 また、木村佳乃の演技にも注目集まったという。

 「ストーリーの終盤まで、木村演じる薫は頼りがいがあり、優しく優秀な外科医として描かれていましたが、実は心の夫・匠(中村俊介)が植物状態になっているのは自身の医療ミスが原因だという秘密があり、計画的に心に近づいたことが明らかになりました。心と薫が出会うきっかけとなった患者会も、薫が心と近づくために開いたもので、終盤になり、薫はその患者会のチラシを無表情でシュレッダーに。この変わりように視聴者からは『医療モノかと思いきやヒューマンドラマ。かと思いきやサスペンスって…すごすぎる』『急に冷たい顔になってぞっとした』『さすが木村佳乃。一筋縄じゃいかないよね』という驚きの声や、ギャップに対する称賛も寄せられていました」(同)

 視聴率が取りにくい枠として知られているフジテレビの木曜ドラマ枠。数字はともかく、今後の展開にも多くの期待が集まっていた。

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