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矢田亜希子、“札付きのワル”の押尾学と離婚後も影響大、息子の改名も?【芸能界、別れる二人の真相】

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矢田亜希子

 新型コロナウイルスによる影響は各方面に広がり、その被害の大きさは計り知れない。だが、テレビ界ではかつての名作ドラマの再放送が各局の窮地を救っている。中でも、大きな反響を集めたのが、7月6、13日に放送された『やまとなでしこ 20周年特別編』(フジテレビ系)だ。同ドラマの主演は女優・松嶋菜々子で、2000年秋に放送した同局きっての代表作である。

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 だが、これまで同ドラマは“お蔵入り”された作品とささやかれていたことから、特別編の放送決定にネット上はザワついた。その理由は、今から11年前に犯罪者となった元俳優・押尾学氏が出演していたことで、”いわくつき“とされた上に、元妻で女優・矢田亜希子との共演シーンがあることから、再放送はあり得ないといわれてきた。

 矢田は、2005年放送の主演ドラマ『夢で逢いましょう』(TBS系)での共演がキッカケで押尾氏と交際に発展。当時、清純派の人気女優として一目置かれていた矢田に対し、“札付きのワル”で知られた押尾氏。この交際は、矢田のイメージを低下させていった。

 「同年末に2人は、ハワイ・マウイ島での濃厚なバカンスを『女性セブン』(小学館)に激写されたのですが、ホテル内のプールで、黒のビキニ姿の矢田が、押尾氏の背中と左腕にある“彫り物”とみられる部分にオイルを塗るショットがあった。これに世間は騒然となったのです。さらに、年が明けた帰国後の成田空港では左手薬指に指輪を光らせ手をつなぎ、迷彩柄のキャップと黒いサングラスのペアルック姿を披露したものの、2人とも無言を貫いていたのです。また、押し寄せたマスコミにガムをかみながら押尾氏が怒る一幕もあり、その影響で矢田が好奇の目で見られることに」(芸能ライター)

 その年の2006年11月、矢田は周囲の反対を押し切り、押尾氏と結婚。07年11月には長男を出産し、幸せな家庭を築き上げていると思われていたが、間もなく崩壊することとなる。

 2009年8月、合成麻薬の一種「MDMA」を使用したとして、麻薬取締法違反容疑で押尾氏は逮捕された。さらに、愛人ホステスと合成麻薬を服用し、愛人は容態が急変して死亡。しかし、自己保身のために押尾氏はその場から逃走し、おまけに証拠隠滅まで図ったとされた。この行為は保護責任者遺棄致死罪に当たり、押尾氏は3年6カ月の実刑が確定した。

 「すでに別居をしていたという夫婦でしたが、矢田はこれを受けすぐさま離婚。同年1月放送のドラマ『ヴォイス』(同)で女優復帰を果したばかりでしたが、その後は休業へと追い込まれました。また、メディアの格好のえじきとなった矢田は、息子の将来を考え名前を改名したといわれています。当然、押尾氏は業界から永久追放を受け、過去作品などは封印されるハメとなりました」(同)

 それだけに、今回の特別編で押尾氏の出演シーンがそのまま放送され、再び元夫婦のツーショットが見られたことが何よりの驚きである。
 「刑務所行きになった押尾氏は、以前からの“ビッグマウス”がクローズアップされ、その物言いが『押尾語録』としてネット上をにぎわせました。バッシングはやむを得ませんが、そのたびに矢田までがたたかれ、離婚後も人気は低迷する一方でした」(芸能関係者)

 出所後の2016年3月、『週刊新潮』(新潮社)のインタビューに応じた押尾氏は、矢田へ手紙を書いたが返事もなければ、会ってもいないことを語っている。かつては、押尾氏にぞっこんの矢田だったが、今となっては消し去りたい“黒歴史”以外のなにものでもないだろう。だが、11年の年月は矢田を一回りも強くしたことだろう。

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