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キンキも嵐も…ジャニーズのバックダンサーで脈々と継承される法則とは

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 ジャニーズJr.の出世街道のひとつに、先輩のバックダンサーとして「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)ほか有名歌番組に出演することが挙げられる。大箱のコンサートで踊り、ツアーに同行、人気ミュージカルから何度もお声がかかれば、デビューに向けて大きく前進したも同然だ。そんななか生まれたジンクスがある。先輩グループのミュージックビデオ(MV)でバックダンサーのセンターに抜てきされると、デビューできるというものだ。

 発端はKinKi Kids。SMAPのバックダンサーとして92年に活動を開始した堂本剛と堂本光一は、ジャニーズアーティスト唯一のデュオ。97年7月にリリースしたデビューシングル「硝子の少年」と同日のデビューアルバム「A album」は、いずれも売り上げ100万枚を突破。デビュー曲が初登場1位のミリオンヒットとなるのは、近藤真彦の「スニーカーぶる〜す」(80年)以来2組目だった。

 この爆発的ヒットナンバーと2枚目のシングル「愛されるより 愛したい」(97年)、「ジェットコースター・ロマンス」(98年)ほか、勢いに乗っていたころのKinKiのバックダンサーを務めていたのは、のちの嵐。99年のJr.卒業後にデビュー。ジャニーズきっての稼ぎ頭となったのは周知の通りだ。

 13日で最終回を迎えるテレ朝系ドラマ「書けないッ!?~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~」の主役・生田斗真は、初ステージがKinKiのコンサート。Jr.史上最速でNHK総合のレギュラー番組のオーディションに合格した期待の新星は風間俊介と並んで俳優部門をけん引している。

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 その生田と同世代Jr.は山下智久。昨年退所して、国際派俳優として再始動しているが、NEWSに加入する前はKinKiのバックダンサーだった。そのころから群を抜いた美男子で、センターの常連。01年に開かれたKinKiの台湾ツアーにも同行している。

 昨年デビュー25周年を迎え先日解散を発表したV6は、メンバーの増減がない唯一のジャニーズグループ。年長組のトニセンこと「20th Century」の長野博と井ノ原快彦は、弟ユニットのカミセンこと「Coming Century」と違って苦労人。長野は10代でアイドル生活に見切りをつけ、普通の専門学生としての道を歩んでいる。しかし、ジャニーズに出戻り。KinKiのバックについたあと、V6に抜てきされた。

 Hey! Say! JUMPの中島裕翔は、主演作が多い実力派俳優。12歳のJr.時代、KAT-TUNの亀梨和也&山下による「修二と彰」のデビュー曲「青春アミーゴ」のMVに出演した。バックダンサーのセンター。同曲が主題歌だったドラマ「野ブタ。をプロデュース」(日本テレビ系/05年)に、亀梨の弟役で出演していたことが大きいが、歌番組でもセンターポジションを堅守。およそ2年後、JUMPとしてデビューした。ちなみに、同曲のMVにはJUMPの山田涼介、Kis-My-Ft2の北山宏光、藤ヶ谷太輔、千賀健永、二階堂高嗣も出ていた。

 バックダンサーとしてのMV出演を経て、メジャーデビュー。この既定路線は、ジャニー喜多川氏亡き今も伝承されている。

(伊藤由華)

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