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佐藤健、完全独立は失敗? 大手芸能プロ所属タレントたちの独立志向高まる

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佐藤健

 人気バンド・ONE OK ROCK(ワンオク)、俳優の佐藤健、神木隆之介が、所属していた芸能事務所・アミューズを3月末で退社することが16日、発表された。

 発表によると、4月1日付でワンオクは海外での活動を中心に据えるべく自身の会社「株式会社10969(ワンオーナインシックスナイン)」を設立し、佐藤と神木はアミューズも出資する新会社「株式会社Co-LaVo(こらぼ)」を立ち上げ活動していくという。

 「10969」はワンオクのチーフマネージャーが、「Co-LaVo」はアミューズの取締役がそれぞれ代表に就任。「10969」ではアミューズがソリューション面(ファンクラブ業務、海外ツアーアレンジ、グッズ販売など)でサポートを続け、「Co-LaVo」はアミューズも出資し、同社会長の大里洋吉氏も相談役として参加するという。

 佐藤の公式サイトは、4月以降で新会社のサイトを立ち上げる予定となっており、佐藤と神木のSNS、YouTubeはそのまま継続されるという。

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 「佐藤が主演する人気映画シリーズ『るろうに剣心』の主題歌をワンオクが担当し、佐藤と神木はプライベートで仲良し。3組が申し合わせて完全独立を画策していたようだが、アミューズがなんとか引き留め2社を子会社化することでうまく話をまとめたようで、3組は完全独立には失敗した形」(芸能記者)

 芸能界ではジャニーズ事務所で退所が相次ぐほか、米倉涼子、柴咲コウ、城田優らが続々と大手芸能プロから独立を果たしているが、佐藤らの動きがその傾向をより加速させそうだというのだ。

 「公正取引委員会が独立したタレントへの不当な圧力をかけた場合、厳しい姿勢で臨むことを表明。自分の取り分に満足していなかったりするタレントたちの独立が今後、さらに増えることになりそうだ」(テレビ局関係者)

 売れっ子芸能人たちの“働き方改革”が進みそうだ。

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