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橋下徹氏、新宿区の若者優先ワクチン接種策に「大賛成」持論を展開 「歌舞伎町は感染源じゃない」の指摘も

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橋下徹氏

 元大阪府知事、元大阪市長の橋下徹氏が、6月3日放送の『newsイット!』(フジテレビ系)に出演し、東京都新宿区の独自のワクチン政策について意見を述べた。新宿区はワクチンの集団接種を若い世代から行う計画がある。一人暮らしの大学生のほか、留学生の割合が多いためだ。

 橋下氏は「コロナ感染はある意味有事。火が燃え盛っているところの、消火作業に似ている。ワクチンもリスクの高いところ、広がりそうなところにどんどん打ち込んでいくのが本来のあり方」と持論を展開。全国一律で高齢者や基礎疾患のある人の後、上の年齢から打っていかなくても良いのではと提言した。

 さらに、新宿区は巨大な繁華街である歌舞伎町を始め、「夜の街」の関係者も多い。加藤綾子アナウンサーから「夜の街の関係者の集団接種」が検討されていると紹介されると、橋下氏は「大賛成。年齢ごととは別に職種ごと、リスクの高いところへ打っていくべき」とワクチンの効果的な使用法を述べていた。

 ​>>橋下徹氏「普通の人は無症状で検査を受けない」大阪のモニタリング検査の仕組みに疑問<<​​​

 だが、これにはネット上で共感の声がある一方で、さまざまなツッコミが生まれている。「若者にワクチン打ったら、ここぞとばかりに飲みに繰り出しそう」「新宿区民じゃない若者が新宿に遊びに来るリスクはどうなるの」「そもそも新宿区に住んでない夜の街関係者も多いのでは」といった声が並んだ。また、「そもそも歌舞伎町は感染源じゃない。去年の夏頃の話では」といったツッコミも見られた。

 さらに、橋下氏は「(血栓リスクが指摘される)アストラゼネカのワクチン使ったらいいと思うんです。(自分は)すぐ打てるんだったら今すぐ手を挙げる。ワクチンは必ずリスクがある」ともコメントしていた。橋下氏は他の番組でも同様の発言を行っているため、「口だけなんでは」「本当に打ってから話して欲しい」といった声も見られた。

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