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無観客開催もメダルラッシュとなった東京五輪、感動の陰で発生した妨害行為

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 紆余曲折を経て無観客で開催された東京オリンピック。柔道の金メダルラッシュなどに湧く日本だが、その一方で新型コロナウイルス感染拡大への不安などから、反対論も根強かった。

 結局、開催されたものの、強硬に反対を主張し、妨害行為をして逮捕される人間も出ている。開幕前の7月4日には、茨城県水戸市の沿道で53歳無職の女が、聖火ランナーとして走っていた1964年の東京オリンピックと68年のメキシコオリンピック男子100メートルに出場し、ロッテオリオンズ(当時)でもプレーした飯島秀雄さんに、水鉄砲で水と見られる液体をかけ、威力業務妨害罪で逮捕された。

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 また、東京オリンピックが開幕した同23日には、愛知県名古屋市の市営地下鉄舞鶴線の車内で59歳会社員の男が、走行中の窓から東京オリンピックの開催を批判するビラを数十枚線路に投げて業務を妨害したとして、威力業務妨害罪で逮捕されている。

 さらに、同日には東京オリンピックの開会式が行われた国立競技場前で、開催の抗議活動をしていた職業不詳40歳の男が警備中だった警察官と揉み合いになり、手首を掴んだとして公務執行妨害の疑いで逮捕された。この人物は過激派の活動家と見られる。

 東京オリンピックの開催については、新型コロナウイルス感染拡大への不安から疑問視する声もあったが、一方でアスリートや関係者、そして多くの国民からは開催を望む声も存在していた。紆余曲折を経て開催した後も、アスリートへの誹謗中傷なども寄せられており、一部の主義主張を持つ人物たちが、それを犯罪や嫌がらせを用いて通そうとする行為が散見された。

 いかなる主義主張があろうとも、犯罪で認めさせようとする行為は不適切である。

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