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東京女子タッグトーナメント1回戦でタッグ王者組のマジラビが敗れる波乱も「ある程度は予測していた」

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東京女子マジラビ

 東京女子プロレスが15日、東京・新宿FACEで「Tokyo Joshi 2022 Winter」を開催。“ふたりはプリンセス”Max Heartトーナメント1回戦で享楽共鳴(中島翔子、ハイパーミサヲ)がプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(坂崎ユカ、瑞希)を破る殊勲の星を挙げた。享楽共鳴は同20日、新宿での2回戦で元タッグ王者の白昼夢(辰巳リカ、渡辺未詩)と対戦する。

 享楽共鳴は2人がかりのスプレー噴射でマジラビの視界をさえぎり先制攻撃し、一気に攻め立てた。しかし、マジラビは合体技を連発して猛反撃。中島が狙ったダイビング・セントーンを瑞希にかわされると、そこに坂崎が魔法少女スプラッシュを見舞った。続けて、瑞希がダイビング・フットスタンプを繰り出すも、中島が回避。チャンスと見た中島はすかさずノーザンライト・スープレックスホールドを決めて3カウントを奪った。

 マイクを持った中島は「初戦からクライマックスみたいな相手で。でも私はシングルベルト(プリンセス・オブ・プリンセス選手権)の次期チャンピオンなんで、誰にも負けるわけにはいかないんです」と絶叫。ミサヲも「中島さん、メッチャ頼もしかったです。2回戦、白昼夢ですよね。今日の分まで私は絶対取りにいきますのでよろしくお願いします。絶対勝ちます」と勝利宣言。

 バックステージで中島は「ギリギリだったし、タッグ力って言うと、マジラビはベルト巻いてるだけあって、右に出る者はいないっていう言い方はしたくないけど、右に出るのはなかなか難しい相手だと思ってます。でも、私はイッテンヨン(後楽園ホール)で、山下(実優)から指名を受けた以上、全ての試合に覚悟をもってリングに上がりたいと思っているので。ここから先、1試合も負ける気はありません。トーナメントも優勝して、タイミングが合えばタッグのベルトにも挑戦したいと思ってます」と優勝宣言。

 ミサヲも「イッテンヨンの中島さんと山下さんのマイクを聞いて、刺激を受けたし。トーナメント、ますます勝たないといけないって覚悟を決めたので。次の白昼夢戦、私が前に前に行くような気持ちで、次も取りたいと思います」と2回戦突破を口にした。

 一方、1回戦敗退となった坂崎は「一番、享楽共鳴が強敵だと思ってたから。ギリギリまで気を抜いてなかったけど。(優勝者を挑戦者に迎え撃つ?)そうですね。私たちも絶対王者っていう気概でやってるわけじゃなくて、ギリギリでチャンピオンやってるんで。こういうことになるだろうなっていうのは、ある程度は予測してました。今回は享楽が勝ちですけど、やり返せばいいだけなので」と唇を噛みしめ、瑞希は敗戦ショックのあまりノーコメント。

 また、昨年10月23日の新木場1stRING大会を最後にフランスに戻っていたNEO美威獅鬼軍(沙希様、メイ・サン=ミッシェル)が4か月ぶりに来日し、2月11日の東京・後楽園ホールに参戦することが決まった。

(どら増田)

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