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高視聴率キープの裏側で異変が起こっていたドラマ『DCU』

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阿部寛

 俳優の阿部寛が主演するTBS系ドラマ「DCU」の第3話が1月30日に放送され、世帯平均視聴率が15.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。

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 水中の事件・事故の捜査に特化した架空の組織「潜水特殊捜査隊(DCU)」の活躍を描いた同ドラマ。海上保安庁に新設されたDCUが水中の事件や事故の真相に迫るウォーター・ミステリーで、阿部がDCUの新名隊長を演じている。

 DCUのメンバーを横浜流星、中村アン、高橋光臣、岡崎体育らが、サイバー班職員役を趣里、科学捜査班長役を市川実日子。また、DCUと対立する警視庁公安一課の刑事を山崎育三郎、DCUを自身の出世に利用しようと画策する海上保安庁次長役を落語家・春風亭昇太が演じるなど豪華キャストをそろえた。

 初回は16.8%、第2話は15.2%で、3週連続で15%超えを記録し好調に推移している。

 「同局のドラマ『下町ロケット』、『ドラゴン桜』などが当たりすっかり視聴率男となった阿部を起用してまた当たった。おまけに、世界との太いパイプを持つ総合メディア会社であるケシェット・インターナショナル社、さらにはカナダを中心に世界市場に向けた革新的なテレビシリーズの開発、制作、配信を手掛ける制作会社・ファセット4メディア社との共同制作で資金は潤沢。今期に放送されているほかのドラマとはスケールが違うので高視聴率も納得」(テレビ誌記者)

 しかし、ドラマの舞台裏では異変が起きていたという。

 「これまで『半沢直樹』シリーズなど数々のヒット作を手掛けてきた同局のプロデューサーが担当しているが、長年タッグを組んできた演出家はドラマから外れた。ドラマ制作の方針をめぐり真っ向から対立したのが原因のようだが、次期社長をめぐってバチバチの関係になってしまったからとも言われている」(TBS関係者)

 そのバチバチぶりをドラマにしたら高視聴率をゲットできそうだが……。 

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