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「女性は男に寛大に」のほかにも桜田義孝氏は失言のオンパレード

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 自民党の桜田義孝元五輪担当相の失言が物議を醸している。桜田氏は7月5日のJR柏駅前での応援演説の場で、少子化や未婚率の上昇に関し「女の人は無理して結婚しなくていいという人が増えている」「女性は男の人に寛大になっていただけたら」といった発言を行った。

 桜田氏は失言のオンパレードというべき人物である。よく知られているところでは、2019年2月に競泳の池江璃花子選手の白血病公表を受け、「本当にがっかりしている」と発言し批判を集めた。一連の発言全体は池江選手へエールを向けており、報道は「切り取り」という指摘もある。ただ、今回の「女性は男の人に寛大になるべき」同様に、切り取りをされるような迂闊な発言をしてしまう人物であるのは確かだろう。

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 2018年には、五輪担当相とともにサイバーセキュリティ担当もすることに。しかし、自身でパソコンを使ったことがないと発言したほか、USBメモリについても「使う場合は穴を入れるらしいが、細かいことは、私はよくわからない」と発言し、あまりのIT知識の低さに周囲を呆れさせた。東京オリンピック・パラリンピックに際し、想定されるサイバー攻撃へ対応する役職を担う人物としては実に頼りなく、海外メディアからは「(ある意味で)最強のセキュリティ」と皮肉を書かれる始末だった。

 さらに翌2019年4月には、自民党の衆議院議員(比例東北選出)だった高橋比奈子氏のパーティーの席上で、「復興以上に大事なのは高橋さん」と発言し問題に。安倍晋三首相(肩書は当時)はすぐに更迭を決定し、桜田氏も自ら辞表を提出した。桜田氏は自らの失言で、大臣職まで追われてしまったことになる。

 ここに挙げた発言以外にも、単純な言い間違いなども桜田氏は繰り返してきた。その影響からか、2021年の衆院選では小選挙区で破れ、重複立候補していた比例代表でかろうじて復活当選を遂げている。このまま失言が続くようでは、さらに信用を失ってしまう可能性も高そうだ。

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