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安倍元総理補佐官の公費不倫騒動、「おじいちゃん」理由に関係を否定? コロナ禍でうやむやか【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】

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 安倍晋三元総理が7月8日、奈良市で街頭演説中に拳銃で撃たれ殺害された。悲報を受け、岸田文雄総理は同月14日、安倍元総理の「国葬」を執り行うことを表明。戦後、総理大臣経験者の国葬は1967年の吉田茂氏以来55年ぶり2人目となる。安倍元総理は、通算8年8カ月総理大臣を務めて憲政史上最長を記録し、海外首脳からの信頼も厚く歴史的な変化をもたらした。

 そんな安倍元総理の右腕として、政権発足当初から総理大臣補佐官を務めたのが和泉洋人氏である。和泉氏は長期政権で強まる「官邸主導」を牽引する「官邸官僚」の中心人物として知られたが2019年12月、『週刊文春』(文藝春秋)が報じた当時、厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子氏との公費不倫問題で世間をにぎわせた。

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 記事によると2018年9月、インド・デリーで行われた「インド高速鉄道に関する第8回合同委員会」にて、日本側の団長として和泉氏が参加し、大坪氏を伴っていたという。その際、ホテルの手配にあたり「和泉補佐官と大坪審議官、2人の部屋の接続を重視して宿舎を確保する」ということが、関係者に「補佐官ロジ対応事項」として周知徹底されていたと報じられた。

 同誌が実際に入手したという部屋割りの内部文書によると、和泉氏の部屋は712号室(エグゼクティブ・スイート)、そして大坪氏の部屋はその隣の710号室だったとし、これに同誌は「2人が宿泊した712号室と710同室は、内扉で繋がっている“コネクティングルーム”だった」と不倫関係を指摘した。

 報道を受け、大坪氏は「なぜコネクティングルームに宿泊したか」という問いに対して「全員一緒だったと思いますよ。同じフロア貸し切ったんじゃない?」と回答。さらに、事実関係について問われると「だから何?そういうホテルがあるかもしれないけど、私は承知していません。失礼ですよ!」と強い口調で“逆ギレ”したという。

 「2019年8月には、iPS細胞研究所の山中伸弥所長(当時)に面会するために2人は京都へ出張。山中所長とは午前中に面会を済ませると、2人はハイヤーに乗り、観光地巡りをしていたよう。このとき和泉氏は、自分のスプーンで大坪氏にかき氷を食べさせたり、貴船神社では腕を絡ませて参道を歩くなどしていた姿が『週刊文春』にキャッチされています。この日以外にも、仕事帰りにハイヤーで大坪氏を自宅まで送り届けたり、都内で手つなぎデートやエスカレーターでハグする様子も複数回確認されていたりと、不倫関係が疑われる行動があったというのです」(政府関係者)

 この経緯に和泉氏は、公務で京都に行ったことは認めた上で、「彼女(大坪氏)はもともと、午後は休暇を取っているから。僕は休暇ではなく、出張です。僕の場合は特別職なので、勤務時間がないのですが」と同誌に説明したという。

 また、交際については「ない」と否定し、ハイヤー代については「ポケットマネーで支払った」とのこと。一方の大坪氏は、往復の新幹線代の支払いが公費だったと認めたが、和泉氏との関係については「男女って……(和泉氏は)だいぶおじいちゃんですよね。いくつだと思う?」と回答したという。

 不倫の動かぬ証拠が公になろうとも、安倍元総理は2人を切ることはしなかった。2020年2月、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」号に2人が派遣された。同船からは新型コロナウイルスによる死亡者、重症者が続出し、政府はとにかくコロナを上陸させぬよう、封じ込め作戦を決行。だが、同誌はクルーズ船への2人の派遣は「明らかに国会やマスコミの(公費不倫に対する)追及から身を隠すため」と示唆している。

 結局、2人は関係が切れたのかは不明。だが、我々の血税が国会議員の不倫なんぞに使われていたとしたらとんでもない話である。

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