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『ナニコレ珍百景』一般女性を「妖怪」扱いし物議 スタジオの高畑淳子も「失礼」と苦言

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高畑淳子

 8月28日に放送された、テレビ朝日系のバラエティ番組『ナニコレ珍百景』の内容が物議を醸している。

 この日、『ナニコレ珍百景』は終盤に常連コーナー「地元の気になる人を調査」を放送。これは視聴者からの投稿を元に、番組スタッフが街で見かけた「変な人物」を探し出し、インタビューするという内容である。

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 今回、番組がリサーチしたのは、兵庫県尼崎市で目撃されたというアニメ『妖怪人間ベム』に登場する『妖怪人間ベラ』のようなメイクをしたおばさんというネタで、投稿者から送られてきた画像には、居酒屋で隠し撮りされたと思わしき真っ白いメイクをした女性が写っていた。

 番組スタッフは、この「妖怪人間ベラ」に似ているという謎の女性を探すため、尼崎市のとある街へ張り込み取材をする事に。すると、とある住宅街で自転車を漕ぎながら移動する白いメイクの女性を発見。送られた画像と照らし合わせると同一人物であることがわかり、インタビューを試みた。

 この女性は当然、「妖怪人間ベラ」のコスプレをしたい訳ではなく、子どもの頃から宝塚歌劇団に憧れるあまり、60代を迎えた今も白い顔の化粧をして過ごしているのだという。女性は快く取材VTRの放送を許可したが放送後、ネットには『ナニコレ珍百景』に対し、「失礼すぎる」という声が多く挙がった。

 非難の声が挙がったのは、女性に対し「妖怪人間」や「お化け」扱いした事であり、ネットには「これは女性に対し失礼では?」「これの珍百景なの?」「人をお化け扱いするな」「この女性が放送見たらショックを受けそう」「いくらなんでも人をバカにし過ぎ」といった声が多くあった。

 また、この想いはスタジオでVTRを見ていたこの日のゲスト審査員である高畑淳子、伊集院光も同様だったようで「珍百景登録」とはならず。高畑は「ご自身の趣味なので珍百景と申し上げるのは失礼」とコメント。伊集院も「宝塚(歌劇団)が好きなら(白い化粧も)納得って感じ。もっとパンチの効いた人を頂きたかったです」と女性側に寄り添ったコメントを行った。

 番組としては、おもしろさやインパクト優先で「妖怪人間」と表現したのかもしれないが、不快に思う人の方が多かったようだ。

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