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爆問太田、渡辺徹さん死去に「まだ信じられない」芸人へのリスペクトを持った故人を偲ぶ

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株式会社タイタン・太田光代代表取締役、爆笑問題・太田光

 爆笑問題・太田光と株式会社タイタンの太田光代代表取締役が2日、都内で開催された「日本ネーミング大賞2022」に出席し、ノミネート作品を講評した。

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 第3回となる今回は740件がノミネート。最優秀賞(大賞)には、カネテツデリカフーズ株式会社の「ほぼカニ」が選ばれた。太田は「カニじゃないけど、ほぼカニであるというユーモアと分かりやすさ、クスっと笑ってしまうセンスですね。これほどカニに近づいていけばそのうち『カニです』と言って売り出す人もいると思うんですよ。それは食品偽装ですよね。でも、カネテツさんは『ほぼカニ』と言っていて、これほど正直な企業はない。社会倫理へのメッセージになると思って推させていただきました。おいしゅうございました」と説明した。

 一般社団法人日本ネーミング協会の黒川伊保子理事は、「控えめなネーミングにくすりと笑わされて、食してみたらまさにカニでした。インスタに『まさにカニ』って投稿し、食べたとたん違うところに気付いて『ほぼカニやろ』って言いたくなる。一歩引いて市場に言わせる遠慮とツッコミもデザインしたのかと深読みしました。プロの戦略と配慮が込められたネーミング。ほぼ満場一致です」とネーミングの奥深さに言及した。

 発売後2年以内のルーキー部門では、岩塚製菓株式会社の「バンザイ山椒」を含む3点が最優秀賞に選ばれた。バンザイ山椒について、太田は「本当にくだらないネーミングだなと。ダジャレですから外す可能性もあって勇気がいるんですけど、私もこの手の芸人ですから、すごく親近感を覚えました。堂々とベタに攻めるのが、自分の立ち位置に近い」と、直球なセンスを称賛。バンザイ山椒はツイッターで話題になったものの、反響の大きさに一度販売を中止した経緯がある。太田が「私もよく炎上しています」とかぶせると、すかさず光代社長に「あなたも一回中止してみますか?」とくぎを刺されるやりとりもあった。

 審査委員特別賞には株式会社ワンダーリューキューが販売する沖縄銘菓の「ちんこすこう」などを選出。太田は「堅い授賞式で下ネタを言って社長に怒られるのが毎回のお決まりですが、今回は僕が悪いのではなく、ネーミングが悪い」と堂々と責任転嫁。光代社長が「少子化の時代に子宝に恵まれるように気持ちを込めてつけた名前」とフォローするそばから、「イベントの前に社長から『ちんこすこう』のことはあまりいじらないでと言われた」と暴露していた。

 終了後の取材で、死去したと報じられた俳優の渡辺徹さんについて聞かれた太田は、「まだちょっと信じられない気持ち。徹さんはお笑いが本当に好きで、芸人へのリスペクトを持ってくれていました。ご自分でもライブを主催されていて、『いつか出してください』と話したのが最後の会話」と生前の様子を明かし、「感謝しかないです。寂しいですね」と故人をしのんだ。

(取材・文:石河コウヘイ)

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