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自虐風自慢にウンザリ…どんな話題も会話泥棒のママ友~こんな“ママ友”とは付き合うな~

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画像はイメージです

​​​永井陽菜(32歳・仮名)

 幼稚園で知り合ったママ友のA美。旦那さんは売れっ子の作家とのこと。私を含めママ友たちは、すごく羨ましがっていましたが、彼女は「主人の力だから…」と控えめな発言。なんでもお金目当ての女性ばかりだった中、奥ゆかしい彼女を「今どき珍しい大和撫子のような女性」と旦那さんが見初めて結婚まで行ったそう。お子さんをセレブ園でなく、普通の幼稚園に通わせているのも、「一般的な環境で育って欲しい」と彼女が提案したそうで、私たちも見習いたいと感心していました。

 ところが、段々と彼女の行動が鼻につくように…。確かに彼女は、直接的な自慢はしないのですが、遠回しに裕福な暮らしを匂わせてくるタイプだったんです。

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 例えば、誰かが「パートがキツくてさぁ…」と愚痴をこぼせば、「自分で稼げるの羨ましい〜。私なんて主人が“お前は家にいればいいから”って、パートもさせてくれないの…」と言い、「うちの家が狭くて~」と話していると、「部屋数が多いと掃除が大変よ~。うちはお手伝いさんを雇ってもらっちゃった。主婦失格ね(笑)」など…。自虐に見せかけた自慢と思われる発言ばかりだったのです。

 他にも「左ハンドルの車怖いのに、主人が勝手に買ってきたの!」「〇〇のブランド知ってる?プレゼントされたけど私、興味なくって…宝の持ち腐れね」「肌が弱くて、高い化粧品じゃないと荒れちゃうの…」「飛行機苦手なのに、主人がせっかく沖縄に別荘があるからもっと行こうってしつこくて…意外と貧乏性よね」などなど、挙げたらキリがありません。貧乏人の僻みかも知れませんが、いい加減ウンザリして、彼女を避けるようになりました。

 最近は、示し合わせた訳でもないのに、彼女が来てもサッと離れたり、帰宅したりするママが多く、A美は園庭や公園で見かけてもポツンと、いつも一人でいます。ちょっと可哀想な気もしますが、関わってもイライラするだけなので話し掛けないようにしています。自慢したいなら、普通に「聞いて〜!」と言ってくれれば、まだ可愛げがあるんですけどね。

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