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あの大家族のビッグダディ一家に忍び寄る元嫁の影

 新年早々、1月2日、4日にトータル9時間の特番をぶっ放した「痛快!ビッグダディ」。2日の4時間SPは10月放送分を再編集したもので、事実上、4日放送分の予告編。そこで視聴者の興味を引いておいて、4日の本編を見てもらおうというのがテレビ朝日の魂胆だった。これはもう、同局が「痛快!ビッグダディ」を立派な“番組”のひとつとして扱っている証拠であろう。

 さて、4日18時半〜23時半に放送された「痛快!ビッグダディ13」。今回の注目は9月に移住を決行した香川県小豆島の土庄(とのしょう)町での新生活、ビッグダディこと林下清志さん(46)が4月に電撃再婚した18歳年下の新妻・美奈子さん(28)の出産問題、そして鹿児島県奄美大島に残した高校生組の動向だった。

 小豆島での新しい生活は周囲の協力もあり順調に進んでいる様子。10月3日にビッグダディが開院した「島の接骨院」の経営状態に、番組が触れることはなかったが、ビッグダディは日々多忙な生活を送っており、流された映像を見る限りでは患者がそこそこ来院しているようで、軌道に乗り始めたもよう。そして、出産日を迎えても陣痛が来なかった美奈子さんは、12月13日に無事、九女となる女児を出産。これで、一家もひと安心したようだ。

 新たな命の誕生で、パワーアップしたビッグダディだが、年末にかけて難題が発生。それは、仕事のため愛知県豊田市に残した長女、長男の近くに住むという元嫁の佳美さんの影だ。

 実は元嫁は次女(中3)や三女(中1)に、「一緒に住まないか」と内々に持ちかけていたことが発覚。ビッグダディ夫婦との間に気まずい雰囲気が流れたのだ。さらに、最大のネックは奄美の高校生組の処遇だ。2人だけで奄美に住む次男(高3)と三男(高2)は、インスタントラーメンで凌ぐ日々が続いており、豊田の長男が彼らのために仕送りするシーンもオンエアーされた。ビッグダディは小豆島の家族を支えるので精いっぱいで、奄美組への援助がおざなりになっている様子。

 奄美組は冬休みを利用して、小豆島に上陸したが、三男は重大な決意をもっていた。高3の次男は神奈川県横浜市での就職が決まっており、今春から三男は一人になってしまう。奄美での独り暮らしに不安を感じた三男は実母(元嫁)と連絡を取り、元嫁の所に行き、豊田の高校に編入する意思を固めていた。それを実行するには、親権をビッグダディから元嫁に移す必要があるというのだ。意を決した三男は相談を持ち掛けるが、ビッグダディは断固反対。豊田に行くのであれば、長女と長男の所から通学すればいいと諭した。結局、三男は気を遣ったのか、元嫁の元に移ることは断念し、奄美に一人で残ることを決断。これで、小豆島、奄美、豊田の三重生活がもう1年続くことになった。

 三男の問題は収まったが、今後も元嫁が子どもたちにモーションをかけてくることは十分に予想される。離婚→再婚をしたからには、これも避けては通れない道なのだろう。ビッグダディ一家は忍び寄る元嫁の影を感じながら、暮らしていくことになりそうだ。

 ところで、4日放送分の視聴率(関東地区)は18時半〜19時が11.2%、19時〜23時半は15.7%というまたも上々の数字をマーク。一家に起きる波乱の予感が視聴者の興味をそそらせたのだろうか。一人のタレントも使わず、ゴールデンタイムでこの数字が取れるのだから、局側としてはウハウハだ。これまで、レギュラー版は年2回程の放送だったが、いっそ放送回数を増やした方がもっと率も取れるかもしれない。
(坂本太郎)

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