「村」がつく人気芸人を集めて、1泊2日のプチ旅行を行なう初の特番。年齢・キャリアともにもっとも若い田村淳(ロンドンブーツ1号2号)が車を運転して、各所で待ち合わせをしている岡村隆史(ナインティナイン)、内村光良(ウッチャンナンチャン)、三村マサカズ(さまぁ〜ず)、日村勇紀(バナナマン)を順番にピックアップ。最後に、キャリア47年のベテラン・志村けんが待つ旅館に行きつき、痛飲した。そこでは、志村が20代後半の彼女がいることを明かすなどして、まさに男子会。彼女がいない岡村が、“モンモン感”(性的欲望)をどう抑えているかをツッコまれると、「坂田師匠の言葉じゃないけど、歯食いしばって寝る」と、ノーSEXの日々を吐露した。いわく、ストリップ劇場でホレた踊り子のことを想いながら、歯を食いしばって寝ることが多い坂田利夫師匠。その言葉を44歳、独身、岡村も見習って、実行しているようだ。
●第2位「死ぬまで、漫才師でいたい」(博多華丸・大吉 博多大吉/フジテレビ系『お茶ガシとおハナシ』8月17日)
バナナマンとゲストがお茶菓子を食べながら、1時間みっちり語りあう深夜特番。3回目に招かれたのは、芸歴24年の大吉。およそ14年前には、バナナ、華大、おぎやはぎの3組が、東京でロケをした模様を福岡ローカルで流すというレギュラー番組で、1年も共演した仲だ。その都度めくりで紹介される、お題。後半は、“自分たちにしかできない漫才がしたい”だった。これに大吉が、「死ぬまで、漫才師でいたい」と補足すると、バナナ・設楽統は、「カッコいい言い方したのがこれ(めくり)なのに、説明したらもっとカッコいい」とコメント。「まさか、あのころの自分を上回ることができるとは。ここで自己ベストが出ると思いませんでした」と、ニンマリした大吉。今でも15分の漫才を定期的にしている大吉だからこそ、この言葉に説得力がある。
●第3位「パパのこと、好き?」(さまぁ〜ず・三村マサカズ/テレビ朝日系『さまぁ〜ず×さまぁ〜ず』8月22日)
先週放送分では、三村が長男のユウくん(小5)の幼児性を笑いのネタにした。ある日の夕方2時間、三村、妻、長女がそろって不在。ユウくんは家でひとりっきりになるのが怖いらしく、「外でサッカーしよっかな」と呟いていた。同収録が、ちょうどその時間帯。そこで、ユウくんに突撃で電話をしてみることに…。ところが、つながると、「お母さんが早めに帰ってきた」とのこと。その後の会話が弾まったため、三村は「パパのこと、好き?」と質問。「好きだよ」と返ってくると、「どこが?」とツッコみ、強引に「おもしろいとこ」と言わせた。三村パパの、家庭の顔が垣間見られた一瞬だった。(伊藤由華)