会場では80台以上のクラシックカーが集合。車種はスカイライン2000GT-R、ダットサン、ホンダ S800、スバル360などの国産車から、オペル1900GT、フィアット・500などの外車まで様々。さらに、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場した車と同型のデロリアンや、映画『三丁目の夕日』で実際に使用されたマツダオート三輪などもあり、会場はまるで昭和にタイムスリップしたような雰囲気に。
イベントで展示していた車の殆どは、企業ではなく個人所有の車だった。所有者は根っからのクラシックカーコレクターから、最初購入した車を、そのまま愛着を持って修理をしながら使用している人など、様々な人がいた。中にはクラシックカー好きが高じて自動車の整備士になってしまった人、足りない部品があったので、部品を自作して車検を通した人、数十年かけて数台の廃車を購入して、1台の車にレストアしてしまった人なども。どの車も良く整備されており、クラシックカーオーナーの熱意が感じられた。
4日には、クラシックカーが松戸駅前ロータリーをまわる「ミニパレード クラシックカーショー」も開催。同日は松戸駅で「松戸まつり」も開催されており、多数の人が詰めかけた。(斎藤雅道)