マリオンは、先日ミュージシャンの友人、ヨデリスと共に2か月ツアーを行い、シモーネという偽名で様々な楽器を演奏し歌っていた。
「1月にロサンゼルスに滞在しているときに、友人でヨデリス、っていう名前の素晴らしいシンガーが電話をくれたの。『スタジオに来る? 1曲歌ってよ』って言ってくれたわ。だからスタジオを訪ねて、最初にバックボーカルから始めて、その後デュエットをしたの。その後に友達から今度ヨデリスがパリのオリンピアで演奏するから一緒に歌わないか、って誘われて『ええ、もちろんよ』って返事をしたわ」「バンドの一員になって、楽器を全部演奏したの。結局、ヨデリスとは2か月ツアーをしてフランスとベルギーのいろんな都市で公演をしたのよ」「もちろん名前は偽名を使ったわ。で、『マリオン・コティヤールじゃダメよ』って言ったの。結局、おばあちゃんの名前だったシモーネにしたわ。何年も前に亡くなっているんだけど、いつも歌手になりたがっていたからね。で、シモーネがバンドに登場したの」と語った。
ヨデリスとの仕事でベースギター、ピアノ、そしてドラムを経験したマリオンだったが、映画の仕事が同時期にあり、一時的にツアーから抜けなければならなかった。しかしマリオンは、再びシモーネとしてツアーに出ることを楽しみにしているそうだ。
インタビュー誌にマリオンは、「シモーネになるのが大好きなの。今、1〜2か月くらいスケジュールが空くのを待っているところよ。そうすればまたバンドにジョイントしてミュージシャンになれるから」「バックミュージシャンの1人になるのが大好きなの。シンガーにスポットライトが当たっていて、私はバンドのメンバー。最高ね」