記事によると、同社では3月中旬にたけしの退社が報じられて以降、退社希望者が出ており、すでに辞めた従業員もいるという。
そんな状況を収束させるためか、同社は従業員を一旦退社させ、会社の規模を縮小して再雇用を募り、再出発を模索。ただ、所属タレントの契約解除はないという。
一方、「たけし軍団」のメンバーたちから、金銭トラブルを暴露させるなど窮地に立たされている同社の森昌行社長は、発売中の「週刊新潮」(新潮社)で反論。
今月1日、ダンカン、水道橋博士らはブログに森社長を糾弾する「声明文」を掲載したが、森社長はその内容に言及。
たけしに相談なく、森社長が筆頭株主になったことについては、26年前のことで、たけしも認識していたと主張。
自身が1億円を超える高額報酬を受け取っていると指摘されたことについては「事実無根」とした。
3月26日には、軍団と前向きな話し合いをしたという。しかし、声明文で反故(ほご)にされた形とあって、森社長は「何のためのミーティングだったのか」と落胆。
軍団は、森社長の謝罪があれば一緒に出直しする意思を表明。しかし、森社長は「私も人間ですから無理」とし、「これ以上、私への誹謗中傷を繰り返すようであれば、法的措置を考えざるを得ない事態になってしまうかも。残念で寂しい」と強硬な姿勢で臨む構えだ。
「現状ではまったく会社に将来性がないので、再雇用を募ったところでほとんど従業員は残らないだろう。となると、所属タレントも続々と辞めることになりそう。そして、軍団と森社長の不毛なバトルが繰り広げられることになりそうだ」(芸能記者)
たけしの胸中やいかに。