堀江氏は自身がプロデュースする和牛レストラン『WAGYUMAFIA』の事業に関する仕事のため、レバノンの首都ベイルートを訪問し、現地に住む友人の仲介でゴーン氏との対談に成功。約30分にわたり、日本の司法制度や日産の経営などについて英語で語り合った。
アップされた動画に、ネット上では、
《ホリエモンすげーな。行動力がハンパない》
《日本のテレビでは無理だろうね。YouTubeだからできた対談》
《ホリエモンだから会えたのかもね。いろいろな面ですごいと思う》
など、絶賛する声が上がった。
しかし、大きな注目を集めたにもかかわらず、メディアで積極的に取り上げられなかったことに対して、堀江氏はかなり不満だった様子。ツイッターで、《カルロス・ゴーン対談動画1日かからずに100万再生超えたけどYouTubeの急上昇に載らないのなんでだろ? 検察への忖度?》と不満をあらわにしていた。
「本人にしてみれば『あの逃亡中のカルロス・ゴーンと対談したんだからすごいだろ』と自信満々だったんでしょうね。しかし、実際に動画を見た人の多くが“がっかり”したようです。特にホリエモンの拙い英語に呆れる声もあり『無理に稚拙な英語で話すから話の内容に深みがない』などと言われています。専門的な話をするならば、やはり通訳は必要だったと思いますよ」(ネットメディア編集者)
動画の視聴者からは、
《東大出てもあの程度の英語力かぁ。無理に英語で対談しなくてもよかったのに》
《面白い話が聞けるかと期待したけど、ゴーンの愚痴ばかりだった。何か意味あるのかこれ?》
《ゴーンのくだらない言い訳を、なんでわざわざ宣伝するようなことしてんだろう。期待外れだったし、そりゃメディアも黙殺するわ》
など、厳しい声が上がっている。
「ホリエモンは《忖度?》と言ってますが、多くの視聴者が期待ハズレだったことからも分かる通り、大したニュース価値がなかったというのが本当のところでしょうね。再生回数が増えているのは、単に興味本位で見てみようという人が多かっただけだと思いますよ」(同・編集者)
日本のメディアの取材は拒否し、自分に都合のいい相手だけ取材に応じるゴーン氏と、再生回数を稼いで注目を浴びたい堀江氏。お互いの思惑が合致した上での対談だったのかもしれないが、視聴者の多くは冷ややかだったようだ。