最終回は、井沢(沢村一樹)たちが、テロ計画の黒幕と思われた水島歩の正体が篠田(高杉真宙)だったことに気づいたその瞬間、ミハンが加賀美(柄本明)を危険人物として検知する。26年前に起きた神経ガステロの際に、犯人の息子である歩を救った加賀美は、彼にミハンのことを話していた。加害者家族ゆえに激しいバッシングに遭いながら生きてきた歩は、ミハンに強くひかれ、この世から犯罪をなくしたいという思いに囚われて暴走していて――というストーリーが描かれた。
本作では、霜降り明星の粗品がサブキャストとして登場したが、視聴者からは疑問の声が集まっていたという。
「粗品演じる門田は、捜査一課のキャリアの刑事で、研修中という役どころ。先輩刑事の早川(マギー)も見下し、曽根崎(浜田学)の命令で井沢を撃とうとしたこともありました。しかし、最終回では、最後の仕事として曽根崎に手錠を掛け、警察を去っていきました。しかし、ただただ引っ掻き回し、あっさりと警察を去っていただけの門田に、視聴者からは『なんだったの…?』『門田の役自体なくてもよかった』との声が。さらに、他のキャストと比べ演技も、上手いわけではなかったことから、『芸人いらないよね』『無理して芸人出さなくてもいいのでは』という声も聞かれてしまいました」(ドラマライター)
とは言え、今回の最終回には「めっちゃ泣いた」「こんなに泣けると思わなかった」という声が聞かれた。
「最終回の中では、前作から描かれてきた井沢の妻子殺害事件も篠田の犯行だったことが判明。さらに、篠田は小田切(本田翼)の骨伝導ベルトに盗聴器を仕掛けるなど、最初からミハンの情報を盗むことを目的に近づいていたものの、実は本当に好きだったことが、篠田が小田切に宛てて書いた手紙の中で明らかになりました。前作から本田翼の演技力を疑問視する声はあったものの、手紙を読んで泣き崩れるシーンに涙した視聴者も少なくなく、『シーズン3よりも感動した』『シリーズだからミハンのみんなとの絆もより感じたし、見ててよかったって思えた』という声が聞かれました」(同)
次週には『アフターストーリー』が放送されるが、さらなる続編を期待する声も多く見受けられた。