メニエール病の影響で療養生活を送っていた今井だが、先月上演された片岡愛之助の新作歌舞伎「第十回システィーナ歌舞伎『NOBUNAGA』」で復帰。
同17日に都内で行われたイベントでは、今後の仕事について「ずっと生涯現役でやっていきたい。新しい今井翼に僕自身も出会いたいので、ジャンルを問わずにお仕事をしていきたい」と語っていた。
同事務所は映画や演劇でおなじみの「松竹」の関連会社で、愛之助や歌舞伎俳優の尾上松也、さらに劇団新派の俳優で鈴木杏樹との不倫スキャンダルが話題になった喜多村緑郞らが所属。
今井はジャニーズ時代から松竹の舞台に多く出演。また、舞台で共演してプライベートでも親交のある愛之助の紹介もあり、所属を決めたというのだ。
「3月いっぱいで元SMAPの中居正広がフリーとなり、同じく元SMAPの稲垣吾郎、香取慎吾、草なぎ剛は独立して同じ事務所で活動。元関ジャニ∞の渋谷すばる、錦戸亮、元KAT-TUNの赤西仁はいずれも個人事務所で活躍している。中居は今後もジャニーズとの関係を切らないが、その他はジャニーズとは没交渉。そのため、退社=フリーというのがこれまでの芸能界の常識だった」(芸能プロ関係者)
ところが、今井は名前のある大手事務所に移籍。このとこは、今後、ジャニーズを退所したタレントたちにとっての“道筋”となりそうだというのだ。
「舞台などが得意で伸び悩んでいるジャニーズJr.なんかは、外に出た方が活躍できる場合がある。そういう場合、今後は今井を頼ることもできるのでは。今井は相方だったジャニーズの滝沢秀明副社長と対等に話ができるので、円満に退社できるのでは」(芸能記者)
芸能界全体から見て、今井の“功績”は大きいようだ。