今も新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、日本では5月6日に緊急事態宣言の期限を迎えるが、29日に政府が約1カ月の延長する方向で調整に入っていることが分かった。番組では来月1日の専門家会議などを経て、4日に延長を正式発表する見通しと紹介された。
『ミヤネ屋』でも緊急事態宣言の延長をめぐり、出演者がコメントを述べていたが、梅沢はこれに対し「本当に納得できないと思いますよ」とバッサリ。彼の周囲でも、浅草でかんざし店を営む知人が自粛ムードを受けて「やめる」と決意したり、本業である演劇界も「劇場すら開演できない状態」であるなど苦境に陥る人が多いという。その上で「支援するんだって言えるんだったらそれを何でもっと早くできないのか。誰が決めてるんですか」と休業支援の体制が整わない政府に怒りをあらわにした。
その後も梅沢は、別の知人の飲食店でも営業時間短縮などの対応に追われていることから「足かせがたくさんあってお客さんなんか来ません」とし、「もっと(営業)時間延ばしてあげるとかしてあげないとダメかもしれませんね」と自粛ムードの影響を嘆いていた。
梅沢の訴えに対しTwitterからは「梅沢富美男さんのおっしゃるとおりです。対応が遅すぎです」「このままじゃ老舗ののれんを下ろすお店、続出するよ」「梅沢さんも経済再開!を主張。そりゃそうよ。誰かが給料くれるわけじゃない。自営業はみんな青色吐息」などと称賛の声が集まった。一方で「緊急事態宣言の1ヶ月延長が納得出来ないって何言ってるんだろうこの人?」「収まってないし治療薬がないんだから仕方ないじゃん」「店の営業時間を延ばさないとだめだとか!そんな中途半端なことさせてればどんどん延長せざるをえなくなる」など批判の声も根強かった。
政府がウイルスへの警戒を強める中、梅沢が語るように感染とは別の苦境に立たされる人がいるのも事実だけに、休業支援をめぐる問題の早期解決が望まれる。