現在はよしもと新喜劇の座長だが、若手時代は漫才師だったという小籔。当時、過去の中でも一番面白いネタが書けたタイミングで、相方から「作家になりたい」と言われ解散することに。「芸人としての(自分たちを)全部を知っているヤツが“辞める”っていうことは、オレは金にならんのや」と落ち込み、現在の奥さんと結婚して、お笑いの世界を辞めようと思っていたという。
その後、周囲の芸人からの説得で再び活動することになるのだが、彼の解散エピソードに、後輩のくっきー!が「人間性に問題あったんじゃないんですか?」「(お笑いを辞めても)働けるところあったんですか?」とツッコむため、若林は「小籔さん、めっちゃイジられているじゃないですか!」と驚き。春日も「こんな小籔さん見たことない」と大笑いした。
「くっきー!は、ロッシーとのコンビ関係についても吐露していました。過去イベントで、あまりに奇怪な行動をするロッシーに『解散したい』と漏らしたことに触れられると、理由として、番組で一言も喋っていないのに『(周囲に聞こえない程度に)ちっちゃい声でずっと喋っている』と告白。ロッシーの天然トークにスタジオも爆笑していました」(芸能ライター)
芸人がバラバラになってコンビを組み、ネタを披露する『史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ』(TBS系)の今年4月放送分で、くっきー!とコンビを組んだ若林。自身は漫才師のため、他の組のネタを見て、「内容がかぶっていないか?」など、気になるものだが、くっきー!のコントは独特ということもあって、「堂々としていられた」と回顧。ネタ作りも特異で、くっきー!の「ガラス割りたいねん」という一言から始まり、「若林くんって坊主にできる?」と問われたことを明かした。
『ドリームマッチ』は、高視聴率を獲得するだけでなく、日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀な番組・個人・団体を顕彰する『ギャラクシー賞』テレビ部門の2020年4月度月間賞を受賞し、話題となっている。そんな裏話を聞けたことで、ネットでも「ドリームマッチの衝撃はやっぱり大きかったからくっきー!出てきてすごい楽しかった笑」「ドリームマッチの話聞けてよかった」と大喜びだった。