新井被告は一昨年7月に自宅で犯行に及び、逮捕・起訴され、昨年12月、1審の東京地裁で懲役5年の判決を受けていた。
>>ホリエモン、日本は「世界で一番保守的な裁判所」 新井被告の判決を“覆すのが難しい”ワケは 実体験から語る<<
その後、判決を不服として控訴。報道をまとめると、新井被告はこの日の初公判に出廷せず。弁護側は、罪の成立を認めた1審判決には事実誤認があるとして、改めて無罪を主張。
また、求刑通り懲役5年とした1審判決は、重すぎて不当だと主張。1審判決後、新井被告と被害女性の間に、和解が成立したことが明らかになったという。検察側は控訴棄却を求め、即日結審した。判決は11月17日に言い渡される。
「ようやく和解が成立したことで、少なからず判決に影響しそう。しかし、1審判決がなかなか重いので、収監されたくない新井被告の思惑通りに、執行猶予付きの判決が下される可能性は低いと思われる」(司法担当記者)
気になるのが、新井被告の近況。ニュースサイト「SmartFLASH」(光文社)によると、長野県内の某有名IT社長の別荘に身を寄せているのだとか。熊が出るような大自然に囲まれた場所で近くにゴルフ場があり、コースに出ることもあるという。
弁護士を信頼しており、無罪は無理でも、本人は刑務所に行くとは思っておらず、執行猶予付きの判決をもらい、折を見て芸能界への復帰を考えているというのだ。
「1審判決でも出た話だが、示談金は2000万円を支払ったと思われる。損害賠償金の支払いもあって、都内のマンションは売ったのでは。それを元手に弁護士費用を工面していると思われるが、自分の犯した罪の重さを認識していないのでは」(芸能記者)
控訴審の判決と、それを受けて新井被告サイドが上告するかが注目される。