この日の放送は「オール新撮」。ゲストは5000以上のキャラクターグッズを集め、早稲田大学時代に脱力キャラの論文を書いたというアイドル・寺嶋由芙。「サンリオキャラクターの世界」と題し、マツコ・デラックスにキャラクターの魅力を説いた。
番組では人気キャラの「ポムポムプリン」をはじめ「KIRIMIちゃん.」など、サンリオらしい人気キャラクターから癖の強いキャラまで紹介した。
そんななか、寺嶋は「サンリオキャラ最大の魅力」を「マヌかわいさ」だと説明。寺嶋いわく、マヌかわいさの「マヌ」は「マヌケ」だという。「間が抜けたかわいさがたまらない」「無表情やポケっとした隙のある顔の方が感情移入しやすい」と力説した。
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また、顔以外にも「マヌケという弱点を見せてくれることで距離感が縮まる」などと、あまり知られていないサンリオキャラクターの魅力を語った。
だが、この「サンリオキャラの魅力はマヌかわいさ」という説明に、一部のサンリオファンからは違和感を示す声が相次いだ。ネットでは「『マヌかわいい』そんな言葉聞いたことないな」「サンリオキャラの魅力がマヌケとはちょっと違うような…」「その言葉を流行らせたいだけなのでは?」といった投稿が見られた。
「マヌかわいい」は寺嶋の造語らしく聞いたことはないが、「マヌケ」という言葉は他人をほめるような言葉ではない。「バカにされた」と感じたサンリオファンは予想以上に多かったようだ。
一方、企画自体は好評だったようだ。「サンリオの知られざる魅力に気づかされた」といった声や、「サンリオキャラに無表情のキャラが多い理由がわかった」「(笑っているキャラの多い)ディズニーキャラとサンリオキャラを表情筋の違いで論じる所が面白かった」との声も。久々の新撮は成功だったと言えそうだ。