2011年に30分の深夜番組としてスタート。深夜版は半年で終了したものの、不定期で放送していた特番が好評を博し、2013年にレギュラー番組として復活。約10年に渡り、「お金がなくても幸せに暮らす」女性達の姿を追ってきた。
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最終回では、それまで番組に登場した「ボンビーガール」のその後がダイジェストで紹介。中には人気声優の夢が叶った女性や実業家として活躍している女性などが登場し、番組の歴史を感じさせる構成となった。
そんな中、ネットではある一人の「名物ボンビーガール」が最後まで紹介されなかった事に、疑問の声が相次いでいた。
その「名物ボンビーガール」とは、2013年~2017年かけて番組に出演した「柴田美咲」という女性であった。彼女は女優をめざしていたが、高い身体能力と栄養士の資格を持っている点が「ボンビーガール」スタッフに買われ、『ボンビーガール沖縄出張所』という沖縄へ移住する企画に参加。その後も『柴田美咲のテント生活』、『柴田美咲の地域おこし協力隊』と続けて出演。一時期は、劇団ひとりやDAIGOのいるスタジオにもパネリストとして呼ばれる事もあり、まさに「ボンビーガールの顔」とも言える存在であったが、2017年を境にぱったりと番組に登場しなくなってしまった。
「ボンビーガール」を長年見続けていたファンは当然、「柴田美咲」のことを記憶しており、ネットでは「柴田美咲ちゃんを出して欲しかったな」「番組の企画で移住したあの子は元気なのかな?」「美咲ちゃんは是非スタジオに呼んで欲しかった」といった声が相次いでいた。
柴田が何故、全くと言っていいほど番組で触れられなかった理由は明らかになっていないが、以下の2点が原因ではないかとされている。
一つは、柴田が出演していた『沖縄出張所』にて、「住民が協力的すぎる」と終始ヤラセが指摘されており、もう一つは、沖縄に住む柴田を訪ねる企画で、自身の不祥事により番組を降板した元TOKIOの山口達也氏が登場しており、「番組の黒歴史として紹介しない方針なのかも」「企画が失敗したから紹介されないのかも」「山口降板前の企画は無かった事にされているのか」といった声もネットで相次いだが、あくまで推測の域を出ない。
なお、柴田は現在もタレントとして活動しており、コメント撮りのほか、スタジオに呼ぼうと思えば呼べたはずだが、やはり番組スタッフとしては、何かしらの「呼べない事情」が存在したのではないだろうか?
最後の最後で、番組ファンとしては、モヤモヤが残る結果となってしまった事は残念である。