学生本人によるSNSでの告発が発端となった今回の騒動。その学生は日本で生まれて育った日本国籍を持つハーフだというものの、吉野家は一方的に「外国籍」と決めつけ、「就労ビザの取得が大変難しい」という理由で採用説明会参加を拒絶。
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公式ホームページ上では「多様性」をうたっていた吉野家だが、取材に対し、去年から外国籍と思われる学生には個別に連絡し、同意の元で参加を断っていると明かし、今回はその作業を怠り、申し込み情報のみで判断したとしている。
この話題についてトラウデンは、「私も父が外国人ということで、私がエントリーしていたら採用断られていたかもしれないなと思うと悲しく感じます」とコメント。
一方、トラウデンは「と、同時にそれとは別問題として」と前置きした上で、「世界的企業であるなら、さらに外国籍を持っている方でも、日本国籍だけど背景に外国をルーツを持つ人を採用した方が、むしろ企業にとってプラスになるんじゃないのかなと感じてしまうので、やはり残念」と苦言を呈していた。
しかし、この発言に対しネット上からは、「ルーツを条件にするなって話なのに優遇しろって変な話」「それは多様性と違う」「逆差別になりかねない」「話ズレすぎ」「差別は論外がけど外国籍やハーフ優先は違う」といった声が集まっていた。