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ロシア漁業協定停止は「中国が横槍を入れてきている」?“63番の人”中村逸郎氏が裏側を明かす

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画像はイメージです

 6月8日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)に、国際政治学者で筑波学院大学教授の中村逸郎氏がゲスト出演した。

 中村氏と言えば、ロシア政府から指定された出入り禁止リストの最後に並んだ63番目の人物として知られる。これがあまりにも有名になったため、街中で「あ、63番の人だ」と気付かれるようになったという。

 >>ウクライナ「目撃証言がほとんどない」取材中ジャーナリスト、ロシアの主張否定できない事情明かす<<

 この日の放送では、ロシア外務省が日本との漁業協定の停止を発表した背景について中村氏が解説。中村氏は「実は中国がやっぱり横槍を入れてきているんですよ。北方領土周辺というと魚がすごい捕れるし。2012年くらいから中国が北方四島に向けてだんだん侵攻ですわね、侵略していて。国後とか色丹に水産工業を作ってるんですよ。中国が資本を入れて」と背景に中国の影響があると暴露した。

 中国が同地で行っているのは、高級食材として知られるナマコの養殖であるという。

 さらに、なぜこのタイミングでロシアが漁業協定の一時停止を通告していたかについては「ロシアがウクライナに軍事侵攻して経済的に疲弊してるわけですよね。それでやっぱりロシアは中国に頼りたいというところで。今回まさにこういった形で日本を妨害し、代わりに中国に恩を売るということで。今回やはり中国がバックにいるなっていうね」と語った。

 MCの辛坊治郎氏が「(中国とロシアの)旧全体主義国連合みたいなやつと(欧米や日本の)民主主義陣営と世界は2つにはっきり分かれて、東西冷戦が復活しつつある感覚」とコメント。これには、中村氏は「そんなきれいな言葉使わず。彼らはろくでなしだから、ろくでなし同盟」とバッサリと切り捨てていた。

 これには、ネット上で「ろくでなし同盟ってすごいフレーズだけど言い得て妙だな」「やはり裏で糸を引いてるのは中国なのか」といった声が聞かれた。

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