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容疑者の顔写真はなぜ小中学校の卒アル写真? 辛坊氏が裏事情明かす 安倍元総理襲撃事件でも同様の背景

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安倍晋三元首相

 7月14日放送の『辛坊治郎ズームそこまで言うか!』(ニッポン放送)で、辛坊治郎氏が8日に発生した安倍晋三元総理の銃撃死事件を受けてのマスコミの取材姿勢にコメントを寄せた。

 辛坊氏は、今回の事件を含めて、ここ最近の報道は「極めて巧みな世論誘導がいろんな局面で見えることがある」と指摘。今回の事件も、当初は取り沙汰されていた警備上の問題を指摘する声が後退し、容疑者の男性の宗教的なバックグラウンドに注目が集まっている。これは、警察にとっては「宗教が問題」とされる方が都合が良い事情もあると辛坊氏は指摘していた。

 >>“襲われるんじゃないか”圧の強い政治家に比べ、安倍元総理は素直な人柄 辛坊氏が共演エピソードを明かす<<

 また、かつては事件の容疑者が逮捕されると、警察は撮影した顔写真を公開していた。しかし、「ある時から容疑者の顔写真はプライバシーの侵害だから出すべきではない」という議論が起こり、警察が公表を控えるようになった。

 そのため、マスコミはガンクビ(顔写真)を自力で入手する必要がある。辛坊氏はその様子を「しぶしぶ(顔写真を)取りに行かされた若者(の記者)が、逮捕された時に40歳のおっさんなのに、小学校の卒業アルバムとか出てきて。『容疑者40歳じゃないの?』(と疑問が起こる)」と裏事情を暴露。容疑者の逮捕時の年齢とギャップのある卒業アルバムの顔写真が出回る背景には、そうした理由があるようだ。

 さらに、辛坊氏は「マスコミが裏の取れている確実な情報を出さないから、ネットでデマがはびこる」とも指摘。「情報の受け手が真偽を判断できるように、情報を出すというのがマスコミの基本マナーなのに、根幹が日本がものすごく揺らぎ始めている」と憂慮。「今回のケースなんか一つの典型」と不確かな情報が飛び交う報道姿勢を批判した。

 これには、ネット上で「報道が宗教一色に染まってる感じは確かにある」「情報量はあるのにデマは増えている印象はあるな」といった声が聞かれた。

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