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フィギュアスケート ミラクル真央復活祭

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯が28日、東京・代々木第一体育館で開幕し、世界女王の浅田真央が好発進した。今季はジャンプの不調にあえいでいたが、それらを払拭する復活の滑りでショートプログラム(SP)首位に立った。開幕戦で失った自信をわずか2週間で取り戻したミラクル真央。世界女王がGPファイナル(韓国、12月12日〜)制覇に照準を定めた。

 ミラクル真央の復活祭だった。
 今季初戦、フランス杯では得意のジャンプが思うように飛べず大転倒。シニア転向後の自己最低得点で2位に終わり、世界女王は自信を失った。
 前日練習まで復調の兆しを見い出せずにいたが、この日のSPでそれらの不安をすべて払拭してみせた。
 「一番の課題だったジャンプを2つ飛ぶことができて、フランスの課題を克服できた」。序盤の3-3回転の連続ジャンプを皮切りに、フランスでは3回転が2回転になってしまったトリプルルッツも高いジャンプで成功させた。
 あのジャンプミスの悪夢を拭い去る2分50秒。ルッツジャンプ後のスパイラルでもたついたものの、終わってみればSP64.64で首位に立った。演技後は観客のスタンディングオーベーションに満足気。失った自信と笑顔を取り戻し「集中して明るく滑れた」「70点ぐらい」などと謙遜しながら振り返った。
 十八番のジャンプで不振にあえぐも、フランス杯からたった2週間で復活の滑り。この間、ミラクル真央に何があったのか。
 真央はこれまで1日に6時間以上の練習をこなすのが常だったが、今季からタラソワ氏がコーチに就任して練習量が激減。短期集中で練習の精度を上げ、ケガのリスクを避けるタラソワ式調整法でフランス大会前は2、3時間の練習のみ。そのため生命線のジャンプに狂いが生じていたという。
 しかし、フランスで大ゴケした後、すぐに調整法を自己流で見つめ直す。タラソワコーチのロシアで4日間に渡ってジャンプを猛特訓したほか、日本に帰ってからもジャンプに重点を置いた調整をみっちりこなし、ようやく復調の足がかりをつかむことができた。
 「ロシアでジャンプを重点的に練習した後、日本でも練習をして以前のジャンプの感覚が戻ってきたことが大きかった」。ようやくスランプから脱出した真央が今季初優勝、ひいてはGPファイナルに向けて復活ののろしをあげた。

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