ホランは11日放送の『バイキング』(フジテレビ系)に出演。番組では、内閣改造に関するニュースを扱っていたが、元衆議院議員の横粂勝仁弁護士が「うまい人事だと思います。組閣が11回目なんです。やっぱり今まで10回やった方は違うな、と。11回目は『これだ』っていう答えみたいな。きれいな組閣です」と紹介すると、ホランはこれに、「いや、きれいな組閣って言いますけど、女性少なくないですか?」と異を唱えた。第4次安倍再改造内閣の閣僚19人中、女性は2人だ。
ホランは続けて、「『女性活躍、女性活躍』ということを安倍総理自身がおっしゃるのであれば、もうちょっとそれを実践した内閣にしても良かったんじゃないかなっていうのはあります」と批判。MCの坂上忍が「……多分あなた、いつか(政界へ)行くね」と茶化すと、ホランが苦笑いしながら「そこをゴールにしていたら『バイキング』には出ていない」と言い放ち、スタジオからは爆笑が起こっていた。
ホランのこの発言に視聴者からは、「確かに!」「女性少ないよね」と賛同する声が集まっていたものの、一方では「議員比率が1:1の時に言うんだったらその主張成り立つけど…」「女性ってだけで起用するようになったらそれこそ平等じゃない」「人材選ぶ時に男とか女とか関係なしに平等に見て選んだらこうなったってだけじゃないの?」という声も見受けられた。
「坂上からも『今回、三原じゅん子議員が初入閣なんじゃないかって言われてましたが……』といったフォローもありましたが、そもそも女性議員が男性議員と同じ数いるわけではないこともあり、ホランの発言には『女性って理由で起用するのは性別を利用してるのでは?』『女性議員の割合と女性入閣の割合を考えれば女性の閣僚が少ないわけじゃない』と、女性視聴者からも否定的な声が集まっている。共感の声はわずかという結果になってしまいました」(芸能ライター)
不適切なタイミングで「男女平等」を訴えてしまい、女性からも疎まれてしまうようだ――。