報道をまとめると、この日、泥酔状態で朝帰した小向容疑者を捜査員が待ち構え、自宅を捜索したところ覚せい剤とみられる粉末と、ガラス瓶などの吸引器具が見つかり、簡易検査で陽性反応を示したため、取締部に連行された。同取締部はタレコミを受けて内偵捜査を続け、今月に入って逮捕のゴーサインが出たそうで、使用の疑いもあるため、近く尿検査を実施。小向容疑者は「(覚せい剤は)私のものです」と容疑を認めているという。
小向容疑者は09年2月に覚せい剤取締法違反(使用)罪で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。11年2月には同法違反(譲り受け)容疑で逮捕されたが、処分保留で釈放された。今回で3度目の逮捕となるが、「裁判所は規範意識が著しく鈍磨していることを厳しく指摘すると思われる。執行猶予期間中の犯行ではないが、実刑判決を下される可能性もありそう」(社会部記者)
小向容疑者は7日朝、送検されたが、乗り込んだ車の後部座席でうつむき、黒っぽい服装にノーメークで、逮捕時よりもゲッソリした表情。酔いが覚めたこともあってか、ようやく事の重大さに気づいたようだが、実刑判決の可能性も含めて、今後は厳しい状況に追い込まれそうだ。
「今回の逮捕で様々な仕事が飛んでしまった。迷惑をかけられてもなんとか小向を信頼して仕事を振ってきた来た関係者が多かったが、一気に信用が失墜。誰にも見向きされなくなり、またクスリに逃げなければいいのだが…」(芸能記者)
今後、クスリに手を染めた動機など、小向容疑者の口からどんな供述が飛び出すかが注目される。