search
とじる
トップ > 社会 > 「まだ使える!」Appleのイヤホンを誤飲した男性、とんでもない方法で身体から取り出す

「まだ使える!」Appleのイヤホンを誤飲した男性、とんでもない方法で身体から取り出す

pic pic

画像はイメージです

 スイカの種や貝から出る砂利など、うっかり何かを飲み込んだかもと感じたことがある人は多いだろう。海外には、思わぬものを飲み込んでしまった人がいる。

 海外ニュースサイト『9to5Mac』、『Daily Mail』は2019年5月3日、台湾に住む男性が、誤ってAppleが発売するワイヤレスイヤホン「AirPods」を飲み込んでしまったと報じた。

 記事によると、男性はAirPodsをしたまま眠ってしまい、目覚めた時、片耳のAirPodsがないことに気付いたという。男性がiPhoneの追跡機能を使ってなくしたAirPodsを探したところ、自分の近くにあることが判明。男性は毛布の下など周囲をくまなくチェックしたが、AirPodsは発見できなかった。しかしAirPodsから漏れる音が自身の胃の付近から聞こえていることに気付いたそうだ。

 男性はすぐに病院に行き、レントゲン検査を受けた。胃の中に縦4センチ、横1.8センチほどのAirPodsが確認できたそうだ。医師は手術で摘出することを勧めたが、男性は排便してAirPodsを体外に出すことを選択。下剤を処方してもらった翌日、駅で用を足した際、素手で便をかき分けたところ、白いデバイスが見つかったという。

 記事では「出てきたAirPodsを見たら、バッテリーがまだ41%も残っていたんだよ。しかも洗浄して乾燥したらまだ使えたんだ。Apple製品は素晴らしい」という男性のコメントも紹介している。『Daily Mail』の取材を受けた医師は、普通のリチウムイオン電池を丸のみするのと違い、AirPodsはプラスチックで覆われているため危険が少ないと解説している。男性は、摘出されたAirPodsを引き続き使うようだ。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「一体どんなふうに飲み込んだんだ」「アップル製品、さすが」「彼が飲み込んだAirPodsは博物館に飾られるべき」「バッテリーが液漏れしたりせずに本当に良かった」といった声が挙がっていた。

 世界には他にも普通では考えられないものを誤飲してしまった人たちがいる。

 2011年8月には、台湾・高雄市に住む当時80歳の女性が、食べ物と間違えて裁縫針を誤飲した。女性は数日間、腹部に違和感を覚え続け、家族と一緒に病院へ。レントゲン検査の結果、胃から腸にかけて16本もの裁縫針が発見されたという。すぐに手術を受け、針は全て摘出され、命に別状はなかった。女性は裁縫針を誤飲してしまった理由について「パンと一緒に裁縫針の袋が置いてあって、食べ物と間違えて食べてしまった」と話していたそうだ。

 2018年8月には、中国・山東(さんとん)省に住む49歳の女性の胃から、40年前に誤飲したペンのキャップが見つかった。腹部の痛みで病院を訪れた女性が、レントゲン検査をした結果、胃の中にペンのキャップがあることが分かったそうだ。女性によるとキャップは女性が9歳の時に誤って飲み込んでしまったもので、9歳当時、病院に行ったが、医師はキャップが排泄物と一緒に体外から出たと診断したという。手術によって40年間、女性の体の中にあったキャップは無事摘出された。その後、女性が長年悩まされていた咳も止まったそうだ。

 本人が異物を飲み込んだと気づいていなかったり、笑った拍子など何気ないタイミングで、異物をうっかり誤飲してしまうケースもあるかもしれない。他人事だと思わずに注意するに越したことはないだろう。

関連記事


社会→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

社会→

もっと見る→

注目タグ