公式HPには、「ファンの皆様、関係者の皆様へ」として、「ぼくスガ シカオは、デビューから長年在籍したオフィス オーガスタを卒業し、独立という形でアーティスト活動をすることを決意いたしました。事務所とも、時間をかけて十分に話し合って決めました」と発表。独立は2年ほど前から“友人からの小さなアドバイス”をきっかけに考えるようになったという。
また、「いま音楽業界は、大きな転換期を迎えています。流通の変化、配信への移行、リスナーの音楽との接し方までも含め、僕が音楽を始めた時、そしてデビューした頃とは大きく環境が変化して来ています。そのうえ、震災や長引く不況…ますます音楽の本当の意味が問われる時代になっていきます。こんな時代だからこそ、ぼくはもう一度一人の裸の表現者に立ち返り、いま書かなければならない自分自身のテーマと音楽に正面から向き合いたい」と、音楽界を取り巻く現状に自身がどう向き合っていくかという意気込みを語っている。
スガシカオは東京都出身。1997年にメジャーデビュー。1998年にはSMAPに「夜空ノムコウ」の詞を提供。同曲が大ヒットしたことから話題になった。