梅村みずほ
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トレンド 2025年07月11日 19時10分
「朝食はメロンパン」 参政党議員、党の「メロンパン食べたら死ぬ」騒動否定も物議
参政党の梅村みずほ参議院議員が7月10日にXを更新し、かつて参政党の共同代表だった吉野敏明氏が「メロンパンを食べたら死ぬ」と発言したことをめぐる騒動に言及。「党の公式見解ではございません」と否定した。梅村議員は4月に日本維新の会を離党し、20日に投開票が行われる参議院選挙には参政党公認、比例代表で出馬する。今回、問題となっているのは、元参政党共同代表で医師の吉野氏が、かつて街頭演説の中で「メロンパン1個食べて翌日死んだ人はたくさん見ています」「CTよりも菓子パン食べたりする方が危険なんですよ」と発言したこと。この発言が現在SNS上で拡散し、「メロンパン」が参政党批判の象徴となっている。騒動を受け、梅村議員はXでメロンパン片手に撮影した自身の笑顔の写真を公開。その上で、「『メロンパン食べたら死ぬ』は党の公式見解ではございません」と説明し、「国民の皆さまにおかれましてはデマの流布にご注意くださいませ」と呼びかけた。 また、梅村議員は「なお、梅村の今朝の朝食はメロンパンでした」とつづっていた。なお、この投稿にはコミュニティノートがついており、「デマではありません。『メロンパン1個食べて翌日死んだ人はたくさん見ています。』は参政党の街頭演説にて、当時共同代表だった吉野敏明氏が発言しています」「当時副代表だった神谷宗幣氏も『香川県のうどんや大阪、広島のお好み焼きの小麦文化は戦後77年でできたもの』と同調しています」と説明されていた。この投稿に梅村議員の元には、「じゃあなぜ過去に『メロンパン食べたら死ぬ』という見解を発表したのですか?」「公式見解じゃないものを、街頭演説で大声で主張していたということですか」という声が集まっている。
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社会 2023年05月20日 22時02分
「おぐらが斬る!」維新躍進の足を引っ張る困った維新所属議員たち
統一地方選で大躍進となった日本維新の会に戦々恐々の自民党や野党第一党の立憲民主党だが、別の意味で光明となっているのが、維新議員がしでかす「トンデモ発言」だ。その一人が梅村みずほ参議院議員だ。2019年に初当選。その後政治資金問題や公設秘書が殺人未遂で逮捕されるなど、たびたび騒動を起こしている。いまは、入管施設で亡くなったスリランカ人のウィシュマ・サンダマリさんをめぐって梅村みずほ参院議員が「ハンガーストライキによる体調不良によって亡くなったのかもしれない」と主張し、物議をかもしている。梅村議員はその後も国会で「良かれと思った支援者の一言が、皮肉にもウィシュマさんに【病気になれば仮釈放してもらえると淡い期待を抱かせ】、医師から詐病の可能性を指摘される状況へつながったおそれも否定できません」と憶測を発言。これは ウィシュマさんが2020年8月に収容され、21年1月から体調が悪化。2月に尿検査で「飢餓状態」を示す異常値が出たが、点滴などの治療を受けられないまま3月6日に死亡したことを「ハンガーストライキ」としているのであろう。この発言に対し遺族の弁護団は「ウィシュマさんが仮釈放への淡い期待を抱いたのは事実か?」と質問状を出した。梅村議員はこの質問に対し「事実はありません、しかし可能性は否定できません」と答えている。法務省は梅村議員の主張に対して「ハンストとは把握していない」「病気になれば仮釈放してもらえると淡い期待を抱いたという認定はしていない」と、否定している。さらに梅村議員は18日の参院法務委員会でも、途中までは笑顔で「家族の気持ちはわかる」といい、途中から泣き出し、「憶測でしゃべったんでしょう」というヤジが飛ぶと突然「憶測ではありません! デマでもありません!」と急に怒鳴り声をあげた。しかしその前に「事実はありません」と答えており、事実がないなら普通それを憶測と言う。これら梅村議員の発言に対し、日本維新の会の藤田幹事長は「自分の思い込みや想像の範囲で、かなり感情的な質疑を取り上げるということについては、極めて不適切」と、参院法務委員から更迭した。ただ梅村議員には熱狂的なファンがいて、梅村議員の言説を支持する人も多く、彼女の言説をおかしいと思う人はその人たちにとってパヨクらしい。ほかにも19年に日露友好のために国後島を訪れた丸山穂高氏は「北方領土は戦争をしないと取り返せない」と発言し、日本維新の会を除名された。いまも大阪維新の会の笹川府議団長が、15年に元モデルの美人市議にパワハラやストーカー行為の疑いがあったことが週刊文春に報じられ、当事者も半ばそれを認めている。広島サミット終了後、岸田内閣は解散総選挙が噂されているいま、せっかく躍進した維新を所属議員の騒動が足を引っ張ることになるかもしれない。プロフィール巨椋修(おぐらおさむ)作家、漫画家。22歳で漫画家デビュー、35歳で作家デビュー、42歳で映画監督。社会問題、歴史、宗教、政治、経済についての執筆が多い。2004年、富山大学講師。 2008~2009年、JR東海新幹線女性運転士・車掌の護身術講師。陽明門護身拳法5段。