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マエケン、「トレード移籍のワケ」「ドジャースへの不信感」を初告白 「先発としてのプライドがあった」固い信念にファンも感銘

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前田健太(写真は広島時代)

 ツインズ・前田健太が26日、自身のユーチューブチャンネルに動画をアップ。今オフのツインズ移籍について自らの思いを語った。

 広島(2007-2015)で9年間プレーした後ポスティングでドジャース(2016-2019)に移籍し、そこから昨シーズンまで4年間所属していた31歳の前田。今月4日にドジャースを含めた3球団が絡むトレードでツインズに移籍すると報じられたが、別の選手が移籍先のメディカルチェックに引っかかったことで8日に一旦破談となり、その後10日に改めてツインズに移籍することが発表されている。
 
 このトレードについて「僕にとってすごくプラス」と切り出した前田は、「『もしトレードの可能性があるなら前向きに考えたい』とドジャースに伝え(てい)た」と、以前から球団側にトレードでの移籍を訴えていたことを告白。

 続けて、「過去3年間、シーズン終盤で先発からリリーフ(に転向)というふうにシーズンを終える形が多かった。リリーフを下に見ているわけではないが、広島に入団して(以来)ずっと先発投手としてやってきて、僕の中では先発投手としてのプライドがあった」と、先発への強いこだわりがトレード志願の理由だと説明した。

 また、「先発として自分自身のキャリアを終えたい、そして先発として200勝を達成したい」と先発投手としての目標があることも明かした。

 「自分の給料は(先発数・イニングが絡む)出来高制だから、給料を下げるために(わざと)先発から外してるんじゃないか」と、ドジャース側の起用法に不信感を抱いていたことも口にした前田。「もし先発投手として自分を評価してくれる球団があるのなら、その球団でやってみたい」という常々抱いていた思いが、今回のトレードの一因になったと語っていた。

 この他にも前田は、今回の移籍がどのような経緯をたどったのか、自作のフリップを用いながら詳細を説明している。
 
 今回の動画を受け、視聴者からは「まさかいきなり移籍の話題をしてくれるとは!」「前田本人の希望がトレードに関係していたのは知らなかった」、「トレードの話、マエケンさんから直接生の声で聴けて嬉しい」、「200勝したいって本人の口から聞けてよかった!がんばれ!」、「本当にマエケンは先発が似合ってる!ツインズでも活躍できると信じてるぞ!」、「ドジャースに対する不満はずっと持ってたのか。それを今までマスコミに言わなかったのは立派だ」、「先発でバリバリ活躍して、何としてもドジャースを見返してくれ」といったコメントが数多く寄せられている。

 また、「こういう話を直接聞けるのはいい時代」といったコメントも寄せられている。25日のチャンネル開設以来2本目の動画でファンの心をつかみ、“ユーチューバー”としても成功している様子の前田。もちろん、動画での打ち明け話だけでなく、ドジャース時代のうっぷんを新天地で晴らしてくれることを多くのファンが期待しているようだ。

文 / 柴田雅人

記事内の引用について
前田健太の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCJlavxr4G9OFkymtkbKZmOw

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