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コロナで収録中止! しゃべくり、ゴチ、日テレの画期的なバラエティが視聴者から絶賛の声

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 新型コロナウイルスが猛威を振るい、三密(密閉、密集、密接)が避けられている。そのため、各局で放送されるバラエティーやドラマの収録が軒並み中止。スタジオはもちろん、ロケに出ることすら出来なくなった。その影響もあってか、生放送の情報番組・ワイドショーなど以外は、総集編を放送することがほとんどに。各局、対応に追われる形となった。

 しかし、そんなテレビ業界で気を吐いているのが、日本テレビだ。総集編やスタジオで三密を避けながら収録をする他の局と比べて、工夫を凝らし、視聴者に飽きさせない演出をほどこしている。先日放送された『しゃべくり007』2時間SPは、収録が出来ず、総集編に追い込まれたものの、『Going!Sports&News』で生放送出演のため、同局を訪れていたくりぃむしちゅー・上田晋也を起用。スタジオには、スタッフ一人と上田のみで、総集編の前フリを撮影した。さらに、自宅にいるメンバー一人ひとりに電話をつなぎ、番組ファンを喜ばせた。『世界の果てまでイッテQ!』も同じく、MCのウッチャンナンチャン・内村光良のみをスタジオに。こちらは全員と電話をつなぎ、トークで盛り上げた。

 「若手芸人が続々と登場する『有吉の壁』は、MCの有吉弘行らはスタジオにいるものの、彼を笑わせる芸人は、自宅や会議室などから中継出演。番組のコンセプトを壊さず、放送を乗り切りました。また、『ゴチになります』が人気コーナーの『ぐるナイ』2時間SP(30日放送)は、史上初のオンライン。各自宅などから中継を結び、デリバリーグルメで勝負を行います」(テレビ誌ライター)

 今の時期、収録には制約が掛かってしまう。しかし、その中でも“企画力”で突破している同局。ネットからも「状況に合わせた判断と言うか工夫が凄いな」「リモートの演出の仕方上手いのかもしんない」といった声がある。視聴率が下がっているテレビ業界の中で、唯一「日本テレビが調子いい」と言われるのは、こういう視点があるからなのかもしれない。

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