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『M』怪演の田中みな実、関係者も“制御不能”とお手上げ状態?

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田中みな実

 『M愛すべき人がいて』(テレビ朝日系)で、W主演のアユとマサを凌駕する存在になっているのが田中みな実だろう。田中はマサに好意を寄せる秘書・礼香を演じており、アユとの関係を良く思わず嫉妬心からさまざまな横槍を入れる。なぜだか眼帯を付けた設定で、「許さない」のフレーズも話題となった。

 伊集院光は5月4日深夜放送の『伊集院光深夜の馬鹿力』(TBSラジオ系)で、「3話あたりで、田中みな実を中心に回り出している。みんな、田中みな実風の演技をしている」と、田中の存在感に注目していた。伊集院はかねてより『M』を、浜崎あゆみの黒歴史が描かれていないといったひねくれた視点から面白がっていたが、それが回り回って番組解説のオファーまで来てしまったことに、驚きを隠せない様子でもあった。「(脚本を務める)鈴木おさむの狙い通りに乗る。その感じに乗るか否か」といったせめぎあいは視聴者的にはあるだろうが、「俺は田中みな実に乗る」とも断言していた。

 さらに伊集院は、田中がTBSアナウンサー時代に、ラジオ番組『田中みな実のあったかタイム』(同)で、犬猿の仲と言われた青木裕子アナから、「タクシーの運転手さんに対する態度がひどい」と性格の悪さを暴露されていた話にも触れ、この時代から田中のキャラクターに注目していたようだ。

 田中は2014年にTBSを退社しフリーとなる。2019年には写真集『Sincerely yours..』(宝島社)を発売するなど、「我が道を行く」活躍を見せている。そのワガママぶりは事務所もコントロールできないと言われている。元彼として知られるオリエンタルラジオの藤森慎吾も田中のワガママぶりに翻弄され、「吐きそうだった」と振り返るほど。強烈な個性の持ち主であるのは確かなため、今後さらに暴走(活躍)を見せていく可能性も十分ありそうだ。

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