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代表作に巡り合えた多部未華子、評価を上げた作品は

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多部未華子

 多部未華子が主演するTBS系連続ドラマ「私の家政夫ナギサさん」の25日放送の第8話の世帯平均視聴率が、これまでの放送回で最高となる16.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、以下同)を記録した。
 同作は漫画「家政夫のナギサさん」が原作。多部演じる、仕事に一直線で家事と恋が不器用なアラサー独身女性のメイが、大森南朋演じるおじさんの家政夫を雇うハートフルコメディー。

 ​>>『私の家政夫ナギサさん』だけじゃない、多部未華子のお仕事系ドラマが人気のワケ<<​​​

 初回は14.2%でスタートし、第6話から3話連続で16%台を記録。4話連続で最高記録更新となった。
 「前評判はそれほどではなかったが、世間のOLたちが大森演じるおじさんを見て胸をときめかせ、“おじさんブーム”を巻き起こすほど。終盤に向けてメイの恋の行方が気になるところで、どんどん数字を上げている」(テレビ誌編集者)

 多部は02年に女優デビューを果たし、オーディションで選ばれ09年にNHK連続テレビ小説「つばさ」のヒロインを務めた。

 11年に1月期に日本テレビ系ドラマ「デカワンコ」で民放連続ドラマの初主演を飾ったのだが…。
 「『デカワンコ』では警察犬並みの嗅覚を持つロリータファッションの刑事を、15年の日テレ系主演ドラマ『ドS刑事』では犯人をいたぶりたいドSな刑事を演じるなど、キャラが濃すぎるドラマに出演していたが、代表作といえるほどにはならず、続編もなかった。昨年7月からNHKで放送された『これは経費で落ちません!』では仕事のできる経理部の社員を演じたが、かなりの好演で女優としての評価を上げていた」(芸能記者)

 そして、「ナギサさん」がヒット。女優デビューしてから18年でようやく代表作と呼べる作品に巡り合えた。

 昨年10月には写真家の熊田貴樹氏と結婚したことを発表。公私ともに順調だ。

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