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オタクの娘に“彼氏が出来ない”のがテーマ? 1月菅野美穂主演ドラマが早くも炎上、時代錯誤な設定に批判

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菅野美穂

 女優の菅野美穂が来年1月スタートの新水曜ドラマ『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)で主演を務めることが発表されたが、その設定が早くも物議を醸している。
 北川悦吏子氏が脚本を務める本作。菅野演じる主人公はシングルマザーで恋愛小説家という役どころだが、20歳になっても彼氏ができず筋金入りのオタクである娘の将来を心配し、娘とともに「私たち、恋をしよう」と決意をするというストーリー。トモダチ母娘のラブストーリーが描かれる。

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 しかし、発表後ドラマファンから聞かれたのは、ほとんどがネガティブな声だった。
 「筋金入りのオタクで彼氏がいない、彼氏ができない娘を母親が心配するという設定ですが、ネットから聞かれているのは、『余計なお世話』『恋愛しか頭にないのか?』『恋愛しなくても充分楽しく生きていけるのに』といった声。現在は趣味が充実していて、恋愛に重きをおいていない、興味がないという女性は多くおり、恋愛や結婚だけが人生のすべてではないという価値観が形成されているのは明らか。彼氏ができない娘を母親が心配したり、恋愛をさせようとすること自体、“恋愛をしないことが悪い”という価値観を押し付けているように捉えることができてしまい、不快感を覚えたドラマファンも多かったようです。これまで恋愛ドラマを多く手掛けてきた北川氏ですが、恋愛至上主義的な設定は、もはや時代錯誤となってしまっているようです」(ドラマライター)

 また、恋愛小説家という主人公の設定にも疑問が集まっている。
 「今回の作品は、北川氏にとって18年放送のNHK朝ドラ『半分、青い。』以来の連ドラ脚本となりますが、『半分、青い。』では北川氏の度重なる自己投影が物議に。主人公が北川氏と同じ片耳が聞こえない設定のほか、『2週間に2回振られる』『イケメン2人がオフコース(解散)の小田和正「さよなら」をハモって歌う』などのシーンを盛り込み、さらに作中の登場人物が好きな写真として自身の娘の写真を出したりなどして、『朝ドラを私物化してる』といった批判が集まっていました。今回も、主人公は恋愛小説家ですが、北川氏は恋愛脚本家。以前のインタビューで娘がアニメ好きと明かしていたこともあり、『また自分の話?』『もう北川悦吏子物語は観たくない』といった呆れ声も集めています」(同)

 この前評判、ドラマ開始後は変わるのだろうか――。

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