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新日本、高橋ヒロム欠場でデスペ&金丸が執念のIWGPジュニアタッグ挑戦!

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デスペ&金丸

 新日本プロレスは、『Road to CASTLE ATTACK』の2.25東京・後楽園ホール大会のメインイベントのカードを、左大胸筋断裂の怪我をした高橋ヒロムの欠場により変更すると発表した。

 この日のメインイベントでは、IWGPジュニアタッグチャンピオンチームのエル・ファンタズモ&石森太二に、“前チャンピオンチーム”のエル・デスペラード&金丸義信が挑戦する。

 2.22後楽園大会では、ヒロムの負傷欠場によって、ファンタズモ&石森と鷹木信悟&BUSHIにカード変更。試合はファンタズモがスーパーキック連射でBUSHIからフォール勝利を奪うと、試合後にファンタズモは「ヒロム、どこに隠れてるんだ? TIME BOMBはどこに消えた?」、「木曜日の後楽園ホールのタイトルマッチはなくなったのか。じゃ、パーっと盛大に祝杯をあげるとするか!」とアピール。

 すると、ここに背後からデスペラード&金丸が乱入し、ファンタズモ&石森を蹴散らすと、デスペラードが「挑戦者がいねえ?いるんだよ、オマエらが挑戦者だよ!オレたちの腰から適当にかっさらっただけのタッグのベルト、返してもらうぞ?」と挑戦表明。さらに、「後楽園のメインで!タッグタイトル、キッチリ返してもらう。覚悟してかかってこいよ、胸貸してやるよ!」とチャンピオンチームを挑発した。

 コメントブースで石森は「ジュニアタッグも延期になると思って拍子抜けしてたところだったから、いいぜ。やってやるよ」と挑戦を受諾。ファンタズモは「デスペとカネマル……俺のサドンデスは何度も食らってるよな?それでもまだあの技を受けたいのか?」と怒り心頭。この流れを受けて、新日本プロレスはデスペ&金丸のリターンマッチを認めたため、再戦が電撃決定したのだ。

 この両チーム、前回は1.23東京・大田区総合体育館大会でのタイトルマッチで対戦。新日本ジュニアを代表する4選手による王座戦だったが、バレットクラブの常套手段であるレッドシューズ海野レフェリーを巻き込んだ後、次々とレフェリーが交代する無法地帯の中、どちらのコンビも反則を繰り出しまくるという乱戦に…最後はファンタズモがスーパーキックで金丸に勝利、ジュニアタッグベルトを強奪している。

 ヒロムの欠場(半年間の予定)には、デスペラードも思うところがあるはずで、この一戦が今後の新日本ジュニアを占う上で大きな試合になりそうだ。

(どら増田)

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